東芝に疑義注記

株式会社サヤトレの増田です。

本日、2016年4~12月期の決算発表を予定していた
(6502)東芝は、最長で3月14日まで決算発表を延期しました。

1年以内に破綻するリスクが高い企業に対して
投資家側のリスク対応として明記される
疑義注記(ぎぎちゅうき)も発令されております。

個人投資家による(6502)東芝株の売買は
倒産を賭けたギャンブルモードに突入です!

しかし疑義注記が付いた全ての会社が
倒産モードに遷移するわけではありません。

過去には社員の大幅なリストラなどで
自力で復活した企業も多くあります。

そのような会社の株の疑義注記が解消して
通常モードに移行すると激アツです。

注記が解消すると株価は爆上げします。

疑義注記銘柄の分析に特化して
注記解消後の株価上昇を狙った投資戦略を
専門にするプロ投資家もいるくらいです。

色んな投資戦略がありますね。

お金がない時にどうやって乗り越えるかは
東芝の経営者達の本当の腕が試される時です。

既に東芝は、粉飾決算という大罪で世界中の
投資家に嘘をついて大損させている状況です。

しかし私含めた日本全国民は、東芝が大好きです。

よって東芝の粉飾事件は、刑事事件化する事もなく
東証から上場廃止になる事もなく生き残っています。

通常のルールが適応されない事は
冷静に考えるとおかしい事なのですが
東芝にだけの特別ルールが適応されている
現状、これは凄い東芝の実力と言えるでしょう。

大企業でも経営に失敗すれば潰れる時代です。

私が証券会社にいた2009~2010年頃
東芝は、原発と半導体に力を入れた
選択と集中に成功して勝ち組のイメージでした。

反対に日立が大苦戦していたのをよく覚えています。

当時は、日本航空(JAL)が潰れないと
政治家が発言した後にすぐに潰れた事もあり
株式投資に絶対はないと実感する事が出来ました。

個人投資家はもちろん大手に勤める会社員の方も
自分の勤めている会社は本当に大丈夫だろうか?

これからの時代は、一生安泰の職業も
会社もないと考えた方が良さそうですね。

東芝の失墜は、本当に残念に感じます。
会社の業績が悪く給料が安い事を文句言うのではなく
「自己責任」という考え方が大切になってきています。

【あとがき】
先日、友人の投資家と食事をした際に
「東芝についてどう思う?」と質問したところ
次のような回答でした。

「力のない会社は潰れてください」

これは私個人も同じ考えです。

東芝の失墜は、本当に残念に感じますが
これが資本主義社会のルールです。

みんなが大好きな東芝なので潰したくない
思いはありますが経済合理的に考えた場合
東芝には、自力で復活してもらうしかありません。

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