株式会社サヤトレの増田です。
直近取り上げる事が多いテーマですが
本日も「富裕層」に関してお届けします。
富裕層がお金持ちである事を隠す理由についてです。
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銀行員・証券会社員のような金融機関の
特権の一つにその人の金融資産が分かります。
私は、証券会社に入社して富裕層と出会う中で・・・
「えっ!こんなおじいちゃんが1億円持ってるの?」
上記のような経験を数多くしてきました。
お金持ちの家の外観には共通点も多く
営業で外回りをしていた私のような者には
お金持ちの家は、すぐに分かるのです。
真にお金を持っている高齢の富裕層の多くは
自分がお金持ちである事を世間に隠しがちです。
私が大手証券会社の色のついた紙袋に
粗品を入れて自宅に伺うと君の会社と
取引している事がご近所にバレるから
辞めて欲しいと言われた事もあります。
富裕層がお金持ちである事を
世間に隠そうとする最大の理由は・・・
「自分の身を守るためです」
富裕層は、資本主義社会という
スポーツで勝っている状態なので
何かでの逆転負けのリスクを嫌います。
お金持ちは、リスクヘッジのために
お金を持っている事を隠す傾向があるのです。
お金持ちであるリスクは意外に沢山あります。
【お金持ちが抱えるリスク】
- ■強盗にあう可能性が上がる
- ■詐欺師に狙われる可能性が上がる
- ■誘拐にあう可能性が上がる
- ■勧誘・営業が多くなり時間を奪われる(金融機関など)
- ■税務署などに目をつけられる可能性が上がる
などなど
上記のような面倒から解放され
ゆっくりと静かな場所で過ごしたい富裕層は
お金持ちである事を隠すのです。
また上記の傾向は保有している金融資産額や
富裕層になった経緯によっても異なります。
資産100億円持ってメディアにも出ている
突き抜けた有名人などであれば、襲われる
可能性は低く、逆に身が安全だったりします。
ソフトバンクの孫社長や楽天の三木谷社長の自宅に
泥棒に入ったり、詐欺をする勇気はないイメージです。
しかし、特にメディア露出もない普通の富裕層は
顔も名前も世間に出ていないので狙われやすいです。
また富裕層の中でも3ステージくらいに分かれています。
■1億円の富裕層
■10億円の富裕層
■100億円の富裕層
1億円の富裕層は自分で車を運転します。
さすがに専属のドライバーを雇うだけの資金はありません。
10億円の富裕層は、専属のドライバーを雇い
運転はプロに任せる事が出来ます。
100億円の富裕層は、逆に
自分で運転する人もいます。
その理由は、雇ったドライバーが
もし自分を裏切った場合に多くの
大きなリスクを抱えているからです。
100億円の富裕層は、自分の命を預ける者には
絶対的に裏切らない信頼出来る者でないといけないのです。
お金を持ち過ぎる事で人間不信になったり
身動き取り辛く不自由になる事もあるのです。
上記のようにお金持ちはお金持ちなりの
リスクや悩みを抱えて生活しているのです。
良いか悪いか分かりませんが
お金持ちは、よりお金持ちになり
2極化するのが資本主義社会です。
上記のようなリスクを回避するためにも
自分はお金持ちではない風を装う
富裕層が多いのではないでしょうか?
私の意見ですが、個人の金融資産は
1億円程度が仕事も頑張れて
ちょうどいいと考えています。
100億円あることが世間にバレたら
不自由な人生になるかもしれません。
本日の内容を踏まえて読者様は
いくら金融資産を築きますか?
一度考えてみるといいかもしれません。