株式会社サヤトレの増田です。
本日は「分散投資」をテーマにお届けします。
私は、投資において「分散」の考え方は非常に重要です。
分散することの重要性を意味している
「タマゴを一つのカゴに盛るな」という
有名な投資の格言もあります。
しかしこの格言には少し補足が必要です。
正しくは・・・
「タマゴを一つのカゴに(沢山)盛るな」
分散投資をする必要があるのは
たまごを沢山持っている人です。
個人投資家の場合は、機関投資家とは違い
運用資金は、それほど多くありません。
個人投資家の多くは1000万円未満で
資産運用をしている方が大半です。
たまご1個100万円と考えると1000万円分のたまごを
カゴ10個に分けて分散させ過ぎても実際に運ぶ時に
カゴ10個が邪魔になって運べないのではないでしょうか?
分散させるほどリスクは減りますがその分リターンも減り
分散数が多いほどに投資管理の手間がかかります。
分散投資の考え方は重要ではありますが
保有しているたまごの数によって最適なカゴの数を
用意する事が個人投資家は重要ではないでしょうか?
投資をスタートした初期の頃は
よほど資産が無い限り沢山のカゴに入れて
リスクを分散することなんて出来ません。
何年もかけて投資の経験値を溜めて
少しずつカゴの数を足していくのです。
投資スタート時は3つのたまごを一つのカゴに盛り
たまごが4つに増えたら2つのカゴに2つのたまごを盛る
そんなイメージでカゴを増やしていきます。
今、読者様が持っているたまごの数と
たまごを入れているカゴの数のバランスについて
一度考えてみるといいかもしれません。
投資のご参考になれば幸いです。
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