株式会社サヤトレの増田です。
昨日は、投資の世界では大衆心理の逆を利用して
利益を狙う裏切り者がいる事からキリの良い株価は
要注意という内容をお届けしました。
■参考記事 キリの良い株価で売買しない
http://sayatore.com/blog/2017/08/17/7864
本日は、株式市場の相場を作っている
大物投資家をテーマにお届けします。
まず重要なポイントをお伝えします。
日々動いている日本株の売買を最も多く取引しているのは
残念ながら、日本人でも日本法人でもありません。
日本株の6割の売買は、外国の海外勢から取引です。
この事実から分かるように日本株の値動きは
日本人の意向では、中々何ともならず海外投資家が
日本株を買えば上がり、売れば下がる構造になっています。
日本株は海外勢に買い売りによって相場が動いているのです。
ちなみにこのような現象を回避するために
中国やインドのような市場規模の小さい新興国は
海外からの取引を規制する仕組みで守られています。
世界的に見ても自国の取引所の売買が
海外投資家の6割を超えている国はありません。
日本人は、預金派が多く、投資をしない文化があるので
欧米から投資比率がどうしても多くなりがちなのです。
このことから海外から入る注文を確認することで
日本株の相場トレンドを読むヒントになります。
海外勢の動きは東京証券取引所の
「投資部門別売買状況」で閲覧可能です。
■投資部門別売買状況
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/
■海外投資家地域別株券月間売買状況
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/04.html
上記のレポートを見る上で重要なポイントは
海外投資家の買いと売りの差し引きです。
+になっていれば買いが多く
-になっていれば売りが多いことを意味します。
海外投資家の買いが多いか売りが多いかを
チェックすることは、相場の動きを読むヒントになるでしょう。
海外投資家が数週間継続して買い越ししていたのが
マイナスの売り越しに転じたら一旦決済するなど
決済タイミングの判断にお役立てください。
本日、日本株の売買の6割が海外という事を
お伝えしましたが海外の日本株の保有比率は
現在のところ3割というデータがあります。
しかし売買が6割ある海外の保有比率が
本当に3割だけなのでしょうか?
まだ気がついている人は少ないですが
日本企業の多くが分からないような形で
年々、海外に買われ続けています。
日本の大手企業の株主構成を深くまで見ると
株主の多くが海外投資家のケースもあるのです。
気になる方は、日本の大手銀行の
株主構成をじっくりと深くまで見てください。
聞いたことがない非上場の謎の会社が
大株主の上位を占めていませんか?
本内容は、サヤトレ通信プレミアムにてお届け予定です。
株主構成は、長期保有する際には
結構重要なポイントになります。
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