【サヤトレ通信 第1656号】
株式会社サヤトレの増田です。
株主総会がピークを迎えておりますが
今年は少し面白い傾向になっています。
「株主提案」の数がこれまでで
過去最高になっているとの事です。
■株主提案は過去最高の42社 企業、対話一段と(日経新聞)
https://www.nikkei.com/
投資している企業の経営に関して提案する投資家
いわゆるモノ言う株主が増えているのです。
ひと昔前であれば企業に対して
論理的にモノ言う株主はいませんでした。
もし言えば、金の亡者と世間から
冷たく言われる時代だったのです。
しかし私は、ここ数年で確実に
風向きが変わったと感じています。
昔に比べて年々投資家は
賢く頭が良くなっています。
個人投資家でも正しい金融リテラシーを身につけ
これからますます高まっていく事でしょう。
読者様は、「株式会社」や「会社法」を
理解して資本主義社会のルールを説明出来ますか?
私は、会社に対して株主が経営の提案をする事は
長期的に会社を良くする上で重要であると感じています。
【よくある株主の提案】
■会社に現金が潤沢にあるのであれば、株主に還元しろ(
■配当しないのであれば、その金使って新しいビジネスをしろ!
■現金だけ蓄えて何もしないのは会社としては良くない!
上記の論理を聞いて読者様はどう感じますか?
私は、至極真っ当な事を述べていると感じます。
しかし「金の亡者」と感じる人は
まだまだ多くいるのが実情です。
投資している会社が儲かっていて
お金使わないのであれば配当で投資家に
還元してくれれば投資家はそのお金を
また別の会社に投じます。
投資家は、銀行預金者とは違って
お金を常に動かして(経済を動かす)
お金が必要な所に投じているのです。
銀行の預貯金に何千兆円の資産が入っていても
誰も入出金せずに動いてなければ意味ありません。
それは会社も同じです。
お金を寝かさずに投資家が動かす事によって
新しいビジネスが誕生したり、イノベーションが
起こるのではないでしょうか?
投資家は、お金儲けについてばかり
考えているかもしれませんが、結果的には
経済を非常に良くしている存在なのです。
投資家を否定・批判する人はまだまだ多いですが
いずれその比率も少しずつ減少していく事でしょう。
企業に対する株主提案の内容を見ると
中々面白いので参考にしてみてください。
投資家の読者様は保有中の
銘柄の会社に何を提案しますでしょうか?
投資で損しているあなた!株価が下がっても儲かる投資法ご存じですか?
当メディア「サヤトレ通信」では、投資初心者の方にも分かりやすくサヤ取り投資や金融経済などお金に関する情報を発信しています。
元・証券会社 → 現・IT企業経営&投資家が運営しているメディアです。
投資で損をしている方は、株価が下がっても儲かる投資法「サヤ取り投資」をお試しください。
まずは、こちらのサヤ取り投資入門レポートをご覧ください!