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【サヤトレ通信　第1703号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「10倍狙える株」をテーマにお届けします。

先日、友人と投資の話をしていました。

その友人は株式投資を行っており
数年前から独自に小型の割安株に投資しています。

システマチックに数字でスクリーニングをかけて
会社名は何でも良いので投資して上がるのを待ちます。

小型の割安株なので大きく化けた時に
数倍と株価が跳ね上がる事を期待した戦略です。

直近の投資成績を聞いた所
面白い事があり盛り上がりました。

「システマチックに分析して買った長期保有の
小型の割安株は全体的に＋20％くらい上がっている。
しかし適当に良いと思って裁量で買ったソニーは
短期で＋20％以上、上がっている」

どちらも儲かっているのでいいですが
割安株投資はもっと大きく上がって欲しい希望です。

私の個人的な考えや感想など含めて
株式投資の話で盛り上がりました。

私は、例えば一般的によく言われている
PERやPBRが割安な銘柄に投資をする
投資戦略を若干疑問に感じています。

たしかに株価は低いのでこれ以上
下がりようがないのかもしれません。

しかし株価が割安という事は投資家が
買っておらず人気がない表れだからです。

企業の業績は基本、全て株価に織り込まれます。

割安になっている銘柄というのは何かしら
目に見えない要因があり、停滞していると考えています。

その一方で優良の企業は、現在のPERやPBRが
割高であったとしても会社の利益や純資産は
1年経てば会社は儲かるので指標も変化します。

よってずっと右肩で株価が上がっても
業績も上がるので変わらないイメージです。

結局のところ小型で大きく上がる銘柄を探すためには
「割安株」という概念よりも「翌期の売上が激増する」
何かしらの要因を秘めた株に投資する事が大切であると感じます。

直近の市場で言えば・・・
エクストリーム (6033)みたいなイメージです。

エクストリームの株価は1ヶ月以内で
高値で10倍くらいに跳ねています。

1年間で10倍する銘柄はありますが
数週間で10倍になるケースはレアです。

エクストリームの株価が上がっている要因は
中国にてリリースしたラングリッサーという
ゲームのアプリが大人気との事です。

私は、ゲーマーですがそのゲームが
特に日本で流行っている印象はありません。

日本の会社が開発したサービスや製品を
日本では売らずに海外で売るのは
メーカーだけではなくITでも同じです。

今、株価を押し上げる要因となる一つのポイントは
1億人の人口の日本で大人気ではなく数十億人いる
海外で大人気というグローバルビジネスだと思います。

個人的には近いうちに株価はどこかで
急落すると読んでいるので注視しております。

もし小型銘柄で10倍高を狙う投資戦略の方は
「割安」ではなく「売上超急増」の発想で
仕込むのが良いのではないでしょうか？

売上超急増の銘柄を早く知るためには
数字で見るスクリーニングでは遅いです。

日々アンテナを張り続けている事が大切です。

その中でも私のようにゲームやITなど
読者様の得意な分野を中心にして
アンテナを張るのがおススメです。

そうすることで10倍のチャンスを
見つける事が出来るかもしれません。

読者様の資産運用のヒント
成績アップのご参考になれば幸いです。

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