新1万円札の渋沢栄一は、何をした人物か?

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「渋沢栄一」をテーマにお届けします。

昨日、財務省は千円、5千円、1万円の紙幣を2024年に一新することを発表しました。

紙幣に描かれている人物も長年なじみのある福沢諭吉も新紙幣で別の人物に代わります。

その人物は、渋沢栄一です。

えっ!誰!?

そう思う方も多いかもしれません。

しかし渋沢栄一は、日本経済の基礎(資本主義)を作ったと言っても過言ではないほど、日本経済の歴史で功績の多い人物です。

私としては、「お金」というテーマで考えた場合、学問色の強い福沢諭吉よりも経済やお金のイメージが強い渋沢栄一の方がしっくり来ると感じています。

逆に渋沢栄一よりも適任の人物が思い浮かばないくらいです。

【参考記事】福沢諭吉って何した人?
http://sayatore.com/blog/2014/09/11/3934

新紙幣に採用される人物は、下記の通りです。

■1万円:渋沢栄一

■5000円:津田梅子

■1000円:北里柴三郎

本日は、新1万円札に描かれる渋沢栄一が日本経済で何をした人物なのかご紹介します。

渋沢栄一は、1840年に埼玉県の深谷市に農家として生まれます。

幼い頃から経済的才能を発揮して13歳で既に商売を始めていたそうです。

渋沢栄一は、自由な社会を作っていきたいと役人になります。

江戸幕府最後の将軍、一橋慶喜に仕えて経済的手腕を評価されて出世を続けます。

その後、フランスのパリ万博に招待されて近代的の町並みやインフラ設備、そしてそのインフラや事業を国がどうやっているのかなどを学びました。

フランスと同じ仕組みを日本が取り入れて成功できれば日本経済は、大きく発展する事が出来ると渋沢栄一は考えたからです。

日本に帰り渋沢栄一が最優先で行ったのが「民間銀行」の設立です。

1873年に日本で初めて民間の銀行である第一国立銀行(現在のみずほ銀行)を設立します。

渋沢栄一は、民間の銀行を作る事で世間にお金を流通させる金融の仕組みを作りたかったのです。

銀行は、預金者からお金を預かって、企業に貸出し、企業は、従業員の給料を支払い、また従業員が預金者となる。

上記の現在の銀行の仕組みを渋沢栄一は、日本で最初に実現した人物と言えます。

この時点でかなり凄い人物ですよね。

そして渋沢栄一は、金融機関だけではなく新しい会社や組織の設立に多く携わります。

その数は、なんと648社!

企業名が多すぎて紹介しきれませんが今でも残っている有名な大手企業が沢山あります。

■渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図
https://eiichi.shibusawa.or.jp/namechangecharts/

その後、立ち上げた民間の会社が社会的地位を高める目的に、東京商法会議所(現・東京商工会議所)も設立します。

日本で商売や起業をする人材を育成したのです。

これによって多くの商売人が誕生して日本を近代化、先進国につなげた事でしょう。

そして投資家として忘れてはいけないのが株式の売買を行う東京証券取引所の設立です。

東京証券取引所も渋沢栄一の設立です。

渋沢栄一の功績についてまとめると・・・

明治の日本で、銀行など金融の仕組みを作り沢山の会社を設立して、人材も育成し、東京証券取引所の設立で投資家の資本も呼び込む。

つまり日本で資本主義社会の基礎を作った人物と言えるでしょう。

私は、生まれた時から身分や職業が決まっているような不公平な社会よりも現在の頑張って成功したら報われる資本主義の方が公正な社会であると考えています。

よって資本主義社会は大賛成なのでその礎を作ってくれた渋沢栄一には感謝しています。

その一方で、資本主義社会というルールをその人には、合っておらず生活に困窮している日本人が年々増えているのも理解しています。

資本主義に関しては、賛否分かれる所ではありますが新紙幣の発行を機会に資本主義について学んでみると反対意見の方も考え方が変わる方もいるかもしれません。

今の日本は、起業や投資の精神が失われつつあります。

経済に興味が無い人の方が多いです。

今回、渋沢栄一が1万円札に描かれる事によって多くの人が渋沢栄一を知り経済について考えるきっかけになるかもしれません。

日本経済は、国民全員が経済や資本主義について考える事で良くなると私は考えています。

【本日のマネー実践タスク】

渋沢栄一に興味を持って調べてみましょう。


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