【サヤトレ通信　第1678号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「投資の本質」をテーマにお届けします。

世の中には、多数の「〇〇投資法」が存在しています。

私がお勧めしている買いと売りを
同時に保有するサヤ取り投資法も
その中の一つです。

しかし要注意なのが世の中で「〇〇投資法」で
成功した人物は「〇〇投資法」をお勧めしますが
その投資法の優位性は、過去一時的な現象である
可能性も考えなければなりません。

むしろ2018年現在では反対に実践するほど損する
可能性がある投資法かもしれないという点です。

過去に何度もお伝えしておりますが
リーマンショックがとても良い境です。

投資法が書かれた過去の投資本であっても
リーマンショックで大損しているかもしれません。

また近年のITやAIの登場で投資の法則性が
過去と異なり変化している可能性もあります。

「相場は生き物で常に変化しています」

2000年～2017まで必勝法だった投資手法が
2018年から全く勝てないという現象は珍しくなく
むしろ相場によって勝てなくなるのが普通です。

どんな相場であっても万能に機能する
投資法は存在しないと覚えておくといいでしょう。

そんなコロコロと変わる相場において
100年以上変わらない「投資の本質」もあります。

そのような投資の本質の多くは相場格言などで
現代でも受け継がれ続けている言葉も多いです。

■分散しろ

■損切りしろ

■天井と底は分からない

などなど

このメルマガも基本的には、サヤ取り以外の
どんな投資手法にも共通して考えられる本質的な
考えをお伝えするように心掛けています。

投資をやっている方であれば誰でも聞いた事のある
超面白くない内容が「投資の本質」であったりもします。

しかしどんな相場や投資法にも共通して
通用出来る最強の武器が投資の本質的な考えです。

一時的に滅茶苦茶稼げる投資手法があった場合には
その手法を活用して稼ぐ事もとても大切です。

しかしそのような手法でも相場の転換によって
ある日を境に勝てなくなる可能性がある事を
理解しておくといいかもしれません。

投資の本質を理解してテクニックを身につけて
実践する事と投資の本質を理解せずに
テクニックのみを追い続ける事は違います。

投資で大切な事は小手先のテクニックや数字よりも
投資の本質についてしっかりと理解して長く継続
実践する事だと私は、考えています。

今後も投資の本質について考える内容を
お届け出来るように取り組んでいきます。

たまには手法や数字を絡めた内容も
お届けしますので多少参考にしつつ
読者様の投資・運用のヒントになれば幸いです。