第87号

サヤ取り投資家、増田圭祐です！

週末、証券会社の仲良い同期が転勤するので送別会に行ってまいりました。

久しぶりに多くの仲間と再会して、前に僕が仕事をしていた支店の状況を聞く事が出来ました。

自分が勤めていた時と状況は大きく変化していて驚きの連続。

退職してから5ヵ月の間にかなりの社員が入れ替わっています。

人員削減によって効率化されたみたいですが、相場の下落基調の中「買い」提案、お客様が保有している商品の格付け引き下げ、金融庁からの指摘事項、株式推奨銘柄のハズレ、などなど証券会社、依然厳しい状況が続いているようです。

話していて改めて感じることは、僕も働いている時、そうでしたが社員は個人の能力を全力で発揮していません。

発揮しても報酬には、さほど反映されず、頑張りに比例してお客の資産を減少させるからです。

日本の証券会社員の給料は基本的に日経平均と連動しています。

下落相場でも「買い」しか提案出来ないというスタンスは、現在の日本において、かなり厳しいです。

金融機関は、相場が下落時には、相場の流れに沿った顧客の資産を守る金融商品提案とビジネスモデルを作る事が急遽必要に感じます。

個人では、よくない金融商品は買わない金融知識を身につけることが重要です。

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★★★　株式市況　★★★

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（アメリカ）

NYダウ　12,422.06　－48.96　(-0.3%)

ナスダック 2,710.67　－14.03　(-0.5%)

S＆P500　 1,289.09　－6.41　(-0.4%)

（日本）

日経平均 8,378.36　－121.66　(-1.4%)

TOPIX　　725.24　－9.36　(-1.2%)

（為替）

米ドル・円 76.76　＋0.08　(0.1%)

ユーロ・円 97.33　－1.28　(-1.2%)

豪ドル・円 79.21　－0.03　(-0.0%)

日経平均株価は前週末比121円（1.43％）安の8378円で取引終了です。

先週末のＮＹダウは48ドル安。

米Ｓ＆Ｐ（スタンダード・アンド・プアーズ）がフランスなどユーロ圏9ヶ国の国債を格下げし、また欧州債務問題懸念が強まっています。

1ユーロ＝97．10円前後と11年ぶりのユーロ安・円高水準に進行原因に朝方から輸出関連中心に幅広い銘柄に売りが先行しました。

売り一巡後は8300円台の下値サポートを意識した押し目買いが入り揉み合う展開となっています。

売買代金は概算7500億円。

業種別では、建設、金属が高く、海運、保険、証券、紙パ、電機などの下げが目立っております。

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