マーケットニュートラル戦略の解説

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、マーケットニュートラル戦略を理解するために
初めて画像付きのメルマガに挑戦してみたいと思います。

デスクトップパソコンでメールを確認する方
スマホでメールを確認する方などお使いの端末で
正しく表示されていない可能があるかもしれません。

その場合は、お許しくださいませ。

マーケットニュートラル戦略とは・・・

金融市場全体の値動きの影響を受けなくともすむよう
マーケットの中でニュートラル(中立)な立場を目指す投資戦略です。

■大和証券(マーケットニュートラルの説明)
http://www.daiwa-am.co.jp/guide/term/ma/maake_1.html

【参考記事】

ファンドや金融機関のように潤沢な資金がある
機関投資家やヘッジファンドがよく行なっています。

マーケットニュートラル戦略を行なう場合
次のようなイメージでポジションの保有を行ないます。

【マーケットニュートラルの例】
■TOPIX先物をショート(売り)1億円
■割安な銘柄を100銘柄に分散してロング(買い)1億円

上記のような両建て売買を行なった際に
相場が下落した場合はどうなるでしょうか?

どんなに割安で優良企業の株を買っていても
保有している100銘柄の株価は市場全体の
値動きと一緒連動して下落します。

優良な会社でも市場全体の流れに逆らう事は出来ません。

しかし個別銘柄は下落して損失になったとしても
ショートしているTOPIXは、その分が利益になっています。

個別100銘柄の損失とTOPIX売りの利益で
ポートフォリオ全体の損益は相殺されるのです。

金融市場全体が下落して
TOPIXが5%下落していた場合
TOPIXショートの利益は+5%です。

しかし割安な優良株を選定している
個別100銘柄の平均下落率が4%だった場合は・・・

■TOPIXショートの利益+5%
■個別100銘柄ロングの損失-4%
=合計+1%の利益となります。

マーケットニュートラル戦略は個別株の変動要因から
市場全体の値動き分をそのまま差し引いたイメージです。

このように市場の変動をヘッジした取引で
プロ投資家は安定的に運用を行なっているのです。

一番重要なポイントは個別に選ぶ
100銘柄の個別株式の選定基準です。

しかし多くの個人投資家は買いオンリーの取引で
優良な銘柄を選んでいるにも関わらず市場全体の
大きな下落で損している方が非常に多いのです。

サヤトレLSではそんなプロ投資家が行なう投資戦略を
個人投資家でも実現出来るように考えて作られたシステムです。

実際に現在運営側にて取引の検証を行なっております。

個人投資家で1億円ある方は中々少ないと思いますので
最低投資資金として推奨している100万円で行なっています。
(注意 レバレッジが高くなっているのでリスクも上がります。)

100万円では100銘柄に分散投資する事は
出来ないので5銘柄に絞り投資を行っております。

【検証中のマーケットニュートラル戦略】

(TOPIXや日経平均などのインデックス指数=売り)
■日経平均 170万円 売り

(値上がりを予想する銘柄=買い)
■電気機器銘柄A 34万円 買い
■精密機器銘柄B 34万円 買い
■情報通信銘柄C 34万円 買い
■輸送用機器銘柄D 34万円 買い
■化学銘柄E    34万円 買い

上記のポジションで検証に取り組んでいます。

【4月21日の投資状況】

確認していただきたいポイントは
未実現損益(評価損益)です。

■株価指数口座:-49,580円
■個別株口座:+65,433円

上記の2つの合計足し引きした
合計金額は+15,853円です。

この検証仕掛けをスタートしてから
株価全体の値動きは上昇となりました。

株式市場が上がっているから
儲かっているわけではありません。

ショートしている日経平均先物はマイナスですが
個別銘柄でロングしている選定した5銘柄の
平均上昇率が全体の上昇率よりも大きい事を意味しています。

買いと売りを同時に行なうため
短期間で大きな利益を獲得する事は出来ません。

しかし全体が大きく値下がりしても心配する必要はなく
一喜一憂することなく投資を継続する事が出来ます。

検証スタートから毎日値動きを確認しておりますが
新しい発見も多く今後はサヤトレLS会員様に
情報を定期的にお届けしていく予定です。

【参考記事】

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