会社経営は、社長の実力が9割

株式会社サヤトレの増田です。

先日、ベンチャー企業の経営者が集まる都内のイベントに行ってきました。

参加者の平均年齢は30歳前後ですが20歳くらいの見た目は大学生の社長もいました。

私が起業したのは24歳でしたのでそろそろ4年が経過します。今28歳です。

本日は、会社経営に関する私自身の考えを書きます。

読者様は電車で遠くに出かける際に目的地行きへの電車が到着した場合にすぐにその電車に乗りますでしょうか?

すぐに乗った場合が良いケースもありますがその電車には乗らずに見送った方が良いケースは、実際に多くあるでしょう。

なぜならば、その電車は各駅停車で10分待った後から来る特急電車に乗った方が目的地には早く到着できるからです。

各駅の電車にのると途中の駅で特急電車に追い抜かれてしまうからです。

経営の場合は、無借金経営でコツコツいくのか?

銀行から借り入れて社員を雇って飛ばすのか?

全ては社長の力量によって成長のスピードは全く違います。

私より後に起業した年下の後輩達が今では見えなくなるくらい先を走っている事も経営の世界では全然珍しくありません。

悔しくもそうなりたいとも思いませんが「スゲーな!」と素直に感じて私自分も頑張ろうとやる気が出ます。

私は、会社が成長するか衰退するかそしてそのスピードなど全ては、社長の能力次第と考えています!

ベンチャーの場合は10割社長ですし、上場企業でも9割社長次第と考えています。

そして創業・ベンチャー・中小企業、大企業・上場企業と会社の在り方によって経営の方法が違ってきます。

0から1を生み出す「起業の能力」と創業者の起業家によって生み出された1を100や1000に成長させる「経営の能力」は別物です。

日本の上場企業は、「経営重視」の方向に進んでいます。

外食チェーン店から教育業の社長になったり大手小売店の社長から飲料メーカーの社長になるなど業界についての理解がなくても経営の能力を買われて大企業の経営を任されるようになりつつあるのです。

「社長」という職業があるイメージですね。

その社長は、自らが0から起業した経験がなくても海外の大学でMBAなどを取得してなる事も多いです。

会社が成長するか衰退するかは、社長次第!

一度潰れたJALを短期間で復活させた京セラとKDDIの創業者稲盛和夫氏が分かりやすく実際に証明しています。

同じビジネスモデルでも社長が変わるだけで黒字化出来るのです。

もし稲盛氏がシャープの社長になれば、私は、シャープは復活出来ると思います。

しかし人間年を取って衰えていきますのでいつまでも一人の伝説に頼っていてはダメです。

次の世代が育たなければなりませんので社長を教育する事に専念していただく方が良いでしょう。

そして私達投資家が出来る事は、社長よりも時として上の立場である株主という立場で会社を評価する事が出来ます。

素晴らしい社長で伸びている会社の株は買い
舐めた経営をしている社長の会社の株は売り
社長を辞めさせる事が出来るのが投資家の立場です。

世間的に投資家の立場は悪く金儲けしか考えていないようなイメージがありますが私達投資家がいる事によって上場企業を監督して良い社長を育てる事が出来る事を誇りに思いましょう。

そして自身の投資判断が間違っていたらその時には、投資家は損をしてしまいます。

そのリスクを受け入れながら企業と社長をみて投資をしていきましょう。

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