「緊縮財政」VS「積極財政」どちらが正しい?

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「経済予測に正解は無い」をテーマにお届けします。

私が金融経済に興味を持ち勉強を始めた2006年から現在に至るまでの金融の歴史は休み途切れる事なく経験してきました。

その中で色々の金融に関する本や経済評論家などの分析やコメント。

色々と客観的に見て学んできた中で私の中で強く意識している事があります。

それは・・・

経済予測に正解は無いです。

詳しく分かりやすい実例で解説します。

「緊縮財政」VS「積極財政」

上記の2つの経済の考え方において経済評論家の中でも意見が分かれて議論するとケンカになるテーマです。

私がどっち派かは、過去記事でなんとなく透けていると思いますが名言すると反対派の方から長文の質問や反対意見が飛んでくるので辞めておきます。

簡単に2つを解説すると・・・

緊縮財政は、国が無駄にお金を使わない政策

積極財政は、国民に10万円配るなど、積極的にお金を使う政策

上記をイメージしてください。

積極財政派の人としては、コロナなので給付金などもっと沢山お金をばら撒いた方が経済のためには良いと言います。

一方で緊縮財政派の人の意見は、そんなに無駄にお金をばら撒いたらダメ。

そのツケは、国債金利の上昇(信用低下)や円の価値の暴落(ハイパーインフレ)になる。

上記のようなイメージでケンカになります。

皆様は、緊縮財政と積極財政のどちらが日本経済にとって正しいと思いますか?

ここ数年では、毎年国債を刷って国民にお金配ってもいいんじゃね?
(ベーシックインカムなど)

積極財政派の意見が少しずつ大きくなりつつあるのを感じます。

日本財政の握っている日銀や財務省などは、どちら側の声も聴き入れて、少しずつ失敗しないように対応している印象です。

日本経済の未来を賭けてどちらかギャンブルする事は出来ません。

頭の良い優秀な人達が慎重に対応していると感じます。

「緊縮財政」VS「積極財政」

経済におけるこの対立に関して、どちらが正解かは分かりません。

アメリカで上手くいった事例が日本で当てはまるかは分かりません。

1900年に失敗した事例が2021年に失敗するとも限りません。

インフレ率のシミュレーション計算も机上の空論なので当てになりません。

国、時代、信用、テクノロジー、景気などその時々の状況によって正解は異なります。

私達、国民は、金融や経済などに関して眼鏡でスーツ来た頭良さそうなおじさんが解説しているとその仮説が正しいと思い込みがちです。

しかし実際は、大間違いしている事もあります。

緊縮財政と積極財政のどちらかが日本にとっての正解なのかは、分かりません。

数十年後に結果的にどちらが正解だったか分かる時が来る可能性もありますが、それに関しても経済は、自然科学ではないので本当に因果関係があるのか証明も困難です。

本日私がお伝えしたい結論としては、金融や経済の予測に関しては、正解が分からない。

正解が分からないですが、反対意見も聞き入れて決めつけない。

そして自分自身で考えを持つ事が大切です。

自分の考えを持てると投資をする際にもその考えが自信となり良い結果つながる事でしょう。

経済に関して自分の考え発表や議論したい方は、ぜひとも投資家オンラインコミュニティー「CRANEs」にてご自身の考えを書き込みください。

私や経済好きな他のメンバー同士で知的な議論で盛り上がって欲しいです。

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