【サヤトレ通信 第1488号】
株式会社サヤトレの増田です。
本日は、ロングショート戦略の
「順張り」「逆張り」に関してお届けします。
世の中にある投資戦略は大きく分けると
「順張り」と「逆張り」の2つパターンです。
ロングショートの解説の前に分かりやすく
まずは、現物株の片張りで考えてみます。
株価が上がっている状態で今後も
上昇トレンドが継続すると予想して買う（順張り）
株価が下がっている状態でそろそろ
上昇トレンドに切り替わるだろうと予想して買う（逆張り）
【順張りと逆張りのイメージ】
■上昇トレンドで買い（ロング）＝順張り
■上昇トレンドで売り（ショート）＝逆張り
■下落トレンドで買い（ロング）＝逆張り
■下落トレンドで売り（ショート）＝順張り
一般的に片張り取引では、上記のような考えです。
それではロングショート戦略で
「順張り」と「逆張り」について考えてみます。
一般的にロングショート戦略は・・・
「割安な銘柄を買い・割高な銘柄を売り」
上記のような定義で解説されるケースが多いです。
確かに上記の考え方が基本になっていますが
「割安」「割高」という表現に関して
私は、正しい表現ではないと考えています（後述）
実際に上記のような銘柄を
両建てで仕掛けるという事は・・・
■株価が下落している（割安）銘柄を買い（ロング）
■株価が上昇している（割高）銘柄を売る（ショート）
上記のような両建ての持ち方になります。
よって個別で確認すると逆張り方向に
2銘柄を仕掛けるようなイメージです。
そして「割安」「割高」の定義を決めるのは人です。
適正株価は、人によって異なります。
トヨタ自動車の適正株価はいくらですか？
その答えは人それぞれでニュース一つで
その会社の適正株価は一瞬で変わるのです。
「割安な銘柄を買い・割高な銘柄を売り」
上記の表現は、私は正しくないと考えております。
私が考えるロングショート戦略の正しい表現は・・・
■上昇が期待される銘柄を買い（ロング）
■下落が期待される銘柄を売る（ショート）
上記のようなイメージです。
ロングショート戦略の詳しい解説
https://sayatrade.com/long-
つまり割安とか割高はではなく
今後上がりそうな銘柄を買いながら
今後下がりそうな銘柄を売って両建てする
とてもシンプルな考え方です。
そしてロングショート戦略の順張りは・・・
■上昇トレンドの銘柄を買い（ロング）
■下落トレンドの銘柄を売る（ショート）
その個別銘柄のトレンドに乗るようなイメージです。
ロングショート戦略の「順張り」と「逆張り」について
なんとなくイメージできましたでしょうか？
本日の最後になりますが私はロングショート戦略において
「順張り」と「逆張り」
個別銘柄の投資戦略と同じで
銘柄と仕掛けのタイミング次第だからです。
今回、10月2日から公開検証している
ロングショートシストレは順張りの
ロングショート戦略になっています。
■参考記事
http://sayatore.com/blog/2017/
■なぜ割高な銘柄を買い・割安な銘柄を売るのか？
■1年間で既に利益を出し切っているのではないか？
■割安、割高は現在も継続中なのですか？
上記のように色々とご質問をいただきますが
あくまでも「順張りのロングショート戦略」は
一つの事例としてお考えください。
今後は、一般的な「割安な銘柄を買い・割高な銘柄を売り」
超逆張りで損しているペアの検証も予定しています。
サヤトレLSのポートフォリオ検索の条件は
「詳しい条件を指定する」をクリックすると確認いただけます。
「割安な銘柄を買い・割高な銘柄を売り」を探したい場合は
上記の数字をユーザー側で変更して任意の条件で検索する事も可能
現在、運営では改良を重ねて
条件設定の項目を増やしています。
ユーザーの任意で色々とロングショートの
ペアが検索できるように改良していきます。
今後の発展を楽しみにしていてください。
【限定100名】
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