規制緩和と技術革新

【サヤトレ通信 第1528号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「規制と革新」をテーマにお伝えします。

本日、国際的に活動するメガバンクへの
自己資本比率で新規制(バーゼル3)が最終合意しました。

10年前の大惨事リーマンショックにて
1つの銀行が倒産した際の影響が
世界中に及ぶ経験から銀行が十分な
自己資本を持たなければならない規制です。

経済はグローバル繋がっています。

アメリカの1つの民間銀行の倒産で
関係ないように思える日本企業の
トヨタ自動車の株価が下がるのです。

上記のような取り組みは、素晴らしいですが
一方で規制される側の銀行はバーゼル3により
攻めた経営をする事が出来なくなっています。

最近では金融とITを融合した
フィンテックが急速に普及しています。

本日200万円の価格をつけたビットコインなど
銀行や証券会社を必要とすることなく個人間で
お金のやり取りが簡単に出来てしまう時代です。

手足を縛られた状態の規制された金融機関と
規制に縛られずに革新的なサービスを生み出すIT企業

現状、風はIT企業側に吹いていて
やったもん勝ちみたいな状況です。

これから少しずつ規制やルールが
作られていきますが国としても
どこまで規制すれば良いのか?

国の状況によって対応は異なり
なかなか難しいでしょう。

私達のようなベンチャー経営者は
もし日本で規制がされたら・・・
会社の登記を規制されていない海外に移す。

上記のような発想の社長も多いです。

人に喜ばれるサービスであったとしても
日本にいると運営がやりにくいので
海外に拠点を移してお客は日本人向けに
サービスしている会社も沢山あります。

その理論から海外から怖い物知らずの
IT企業が日本のシェアを取ってくるのです。

読者様が今使っている
ITサービスは国産でしょうか?

法の網を掻い潜ったようなサービスでも
一定規模大きくなると潰せなくなります。

そして後から法律が整備されるイメージです。

昨日チケットWEB上で転売するサイト
「チケットキャンプ(チケキャン)」が
商標法違反と不正競争防止法違反容疑で
サービスの一時停止を発表しました。

そもそも法律的にチケットって転売して良いのか?

グレーな部分もあるかもしれませんが
サービスを喜んで使っている人は多かったと思います。

もし読者様が病気で余命が半年だとします。

大好きなアーティストがいて参加出来る
人生最後のコンサートですが公正な抽選の結果
残念ながらチケットは2階席の一番後ろでした。

100万円出してでも最前列で見たいと思いませんか?

そのような方向けにチケットが購入出来る
仕組みがあっても私はいいと思います。

運営がそのような仕組みを用意してくれたら
一番いいのですが、実際に中々ないので
そのニーズを満たすためにチケキャンのような
新しいサービスが登場して使われているのです。

(チケキャンの全てを肯定している訳ではありません)

人の役に立てるサービスであったとしても
法の規制のため実現できない事は沢山あります。

しかし正しい「規制緩和」は、ベンチャー企業を
やる気にさせて革新的なサービスを登場させ
日本経済を盛り上げる一つの有効手段なのです。

「規制」と「緩和」のルール作りについて
投資家目線で一度考える機会にしてみてください。

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