株式会社サヤトレの増田です。

本日は年末に関連して
「税金」をテーマにお届けします。

2018年度の所得税改正に向けて
年収850万円越えの会社員が
増税される方向で進んでいます。

このメルマガ読者に該当する方も
多いのではないでしょうか？

今回の改正によって所得税は
年間で900億円の増収する見込みです。

読者様もご存じのように日本は財政難です。

今後も日本の税金は、これから
ますます上がっていく事でしょう。

私は、「税金」に関して私達国民が
考えを改めないといけないとても重要な
金融教育としての考え方があると思っています。

それは・・・

「税金を沢山払っている個人・法人は素晴らしい」

上記の認識を日本人全体が持つ事です。

私は、沢山お金を稼ぐ個人・法人が
（嫌々であったとしても）沢山の税金を
納めていれば日本経済貢献して素晴らしいと尊敬します。

海外関連企業に売り上げ飛ばしたり
合法的に節税せずに黒字決算にして
日本で法人税をしっかりと納めている
会社は凄くカッコいい会社だ考えています。

私も将来的には、そんな会社に
自社を成長させる事を目指しています。

しかしその一方で世間一般の声としては・・・

「お金持ちはケチだ！」

「どうせ悪い事をして稼いだお金だろ」

「沢山儲けているんだからもっと払え」

などなど

お金を儲け＝悪であり
お金持ちは敵（悪い奴）みたいな
世間の風潮を感じませんでしょうか？

上記のような風潮は日本に
少なからずあると思います。

そして上記のような考えをする方のほとんどが
さほど税金を納めていないケースが多いです。

今回の年収850万円以上の増税もそうですが
税金はお金がある所からしか取る事が出来ません。

高給な人は優秀なケースが多いので
多く税金を納める事に世間は拍手するべき。

私はそう考えています。

【増田が考える正しい金融教育】

■日本で安全に快適に住むためにはお金がかかる
↓
■そのお金は、日本に住む人達の税金が使われている
↓
■日本の公共サービスは誰かが収めた税金である
↓
■税金を沢山納めている人＝お金を沢山稼いでいる個人や法人
↓
■税金を沢山納めている人はとてもカッコいい。
高額納税者や法人は日本みんなで感謝するべき存在

（以上）

今、世界中で問題になっているのが
税金の安い国（タックスヘイブン）で
課税逃れをするキャピタルフライトです。

日本でお金を沢山稼いでいる個人は
日本で税金を納めても叩かれるだけです。

何のメリットも特別扱いもなく
むしろ批判される風潮に対して
内心快く思っていないのが実情です。

日本のお金持ち達が日本で税金を
納めるのがバカバカしくなり海外に行けば
日本の財政はもっときつくなる事でしょう。

「お金持ちは批判して叩くのではなく
持ち上げて沢山日本に収めてもらう」

上記の風潮がもう少しあってもいいと思います。

例えば自動車の運転免許証は
「5年間無事故・無違反」でいると
帯の色が金色になりゴールド免許になります。

読者様がゴールド免許を持っている場合
少し人に自慢したい気持ちになりませんか？

それはゴールド免許が素晴らしい事を
誰もが知識として認識しているからです。

またゴールド免許を持っていると自動車保険が
安くなるなどの特別対応する会社もあります。

悪い気は、しないでしょう。

免許証の色を変えるだけなので
コストパフォーマンス高い制度です。

税金に関して昔は高額納税者制度のように
公表されておりましたが今では
その制度はなくなってしまいました。

しかし毎年黒字で継続して法人税を沢山
納めている会社は国が会社名を公表して
表彰するなどして会社のイメージを上げれば
企業は節税せずにコスパよく法人税が集まるかもしれません。

お金はある所からしか集める事が出来ません。

いかにしてお金がある所に節税されずに
満足度高く日本に税金を納めてもらうか？

北風と太陽で言うと、太陽作戦です。

日本で毎年税金を沢山納めている
個人や法人はもっと評価されるべき！

読者様はどうお考えでしょうか？