株式会社サヤトレの増田です。
今年のメルマガ配信も
残すところ3回となりました。
本日から3回は連続して私の専門である
「サヤ取り」についてお届けしたいと思います。
サヤ取りの基本的な仕組みについては
ご理解いただいている前提で書かせていただきます。
サヤ取りの仕組みについて復習したい方は
下記のURLからサヤ取りを学習ください。
■サヤ取り投資の説明
https://investars.jp/sayatori.
本日は、サヤ取り投資を行なうステップ1で
利用するサヤ取りの検索条件についてお届けします。
私は、過去総合証券会社に勤めておりました。
総合証券会社では、ネット証券と違って
信用取引が出来る信用口座の開設が簡単に出来ません。
空売りが出来る信用口座を開設するためには
支店長も承認や役職者の面談などが必要でハードルが高いです。
よって99%のお客(投資家)は買いオンリーとなります。
しかし、信用取引が可能な富裕層向けメニューに
ペアトレード(サヤ取り)の提案資料が
社内限定資料で存在しておりました。
本社の誰かナリストが選定した銘柄ペアを
全国の支店社員が参考にするのですが支店では
その提案をやっている方は誰一人おりません。
ペアトレードの投資成績としても
あまりよくありませんでした。
私は、アナリストが選ぶ過去の
ペアトレードの投資結果と銘柄ペアについて
独自の視点で分析と研究を行い続けます。
アナリストがどういう考えで2銘柄の
売り買い銘柄を決めていたのかは分かりません。
2銘柄を比較したサヤチャートを確認しても
サヤが周期的なペアを確認してペアを
選んでいるようには思えませんでした。
私の推測ですがスクリーニングツールを使って
買い条件を設定して銘柄を1銘柄選んだ後に
売り条件を設定して1銘柄選ぶ仕組みだと思います。
買い銘柄と売り銘柄を別々に選びセットにする考え方です。
私の中で上記の考え方は
「ロングショート戦略」と位置づけしています。
買い銘柄と売り銘柄を独立させてセットにするよりも
2銘柄のサヤチャートの形から法則性を見つけて
銘柄名を確認せずに仕掛ける方が上手くいくのではないか?
私は、上記のように考えておりました。
その後、情報を探す中で私の考えと似た
理論を唱える方もおり引き続き研究を続けました。
私個人の意見としては、サヤ取り投資の検索条件は
売り買い個別に探すのではなく2銘柄の
「相関係数」で似た動きのペアを探した後に
「シグマ」でサヤの位置とタイミングを探る。
その後サヤチャートを目視で確認して
今後の推移が予測出来そうなペアに
投資するのが良いと考えています。
この一連の流れがシンプルなシステムで簡単に
実現出来れば個人投資家でもネット証券の活用で
サヤ取り投資が出来ると考えるようになりました。
その後、サヤ取りシステムを形にしようと決意して
2011年に証券会社を退職して作ったのがサヤトレです。
■サヤ取り投資ペア検索ツール 『サヤトレ』
⇒ https://investars.jp/
会員登録なしで使える誰でも使える無料版は
「相関係数」「シグマ(σ)」「時価総額」のみの
シンプルな設計になっています。
会員登録をして使う有料版の高機能版サヤトレでは
運営側にて「参考条件」ボタンを設定しているので
サヤ取り初心者の方でも検索条件を考える必要はありません。
初めての方には、「参考条件」ボタンを押して
結果に出てくるペアの中からサヤチャートを確認して
選んでいただく事をお勧めしております。
私は、サヤ取り条件をいくらチューニングしても
やっぱり最後は、サヤチャートを確認する事が
サヤ取り投資で重要であると私は考えています。
「サヤ取り条件」 < 「サヤチャートの形」
明日のメルマガでは、サヤ取り条件よりも
大事なサヤチャートについてお届けします。
【本日のまとめ】
■サヤ取り条件は、買い売りの独立選定ではなく
相関係数とシグマを組み合わせて2ペア同時に選ぶ方が良い。
■有料版の高機能版サヤトレでは、
運営側で「参考条件」を用意している。
■条件でスクリーニングした後に
サヤチャートを確認して最終決定する事が重要
■「サヤ取り条件」よりも「サヤチャートの形」の方が重要
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編集後記
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本日は「サヤ取り投資の条件」についてお届けしました。
明日は「サヤチャート」についてお届けして
明後日は、「サヤ取り投資を継続する重要性」をお届け予定です。
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