勝つための時間稼ぎは卑怯!?

【サヤトレ通信 第1662号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、昨日のワールドカップの
試合と投資を関連してお届けします。

私は、かなり興味深く色々と
考えさせられる試合だったと思います。

状況については、ややこしいのですが
簡単に説明すると日本は、引き分け以上で
決勝トーナメント進出確定します。

負けても他の試合の状況では進出に進出
出来るというかなり有利な状況です。

日本は、その試合に負けている途中なのですが
このままの状況で負けが確定して試合が終われば
高確率で決勝に進出が出来るという珍しい状況です。

しかし日本側がファールしたり、失点すると
決勝トーナメントに進出出来なくなる確率が上がります。

よって試合の最後は、全く攻めずに
後ろでパス回しだけして試合が終わるまで
日本は、時間を稼ぐという作戦を取りました。

試合会場は、日本に対して大ブーイングです。

時間稼ぎ作戦は、成功して日本は
その試合に負けてしまいましたが
決勝トーナメントという目的は達成出来ました。

試合を観ていない方は
状況がよく分からないと
思いますが簡単に言うと・・・

日本がその試合負けているのに
全く攻めずに時間を稼いだ。

その試合には、負けたけど目的である
決勝トーナメントには進めたとお考えください。

上記の日本の作戦に関しては
賛否が分かれると思います。

読者様はどう感じますでしょうか?

考え方の違いなので正解はありませんが・・・

私は、時間稼ぎ作戦、賛成派です。

むしろ「絶対に攻めるな。逃げ切ろう。」くらいに思っていました。

もちろん理想を言えば、最後まで攻めて
ゴールを決めて勝って欲しいです。

しかし上記の選択を行う事は
非常にハイリスクな行為です。

カウンターを食らって失点すれば終わり。

ファールをしてしまっても目的である
トーナメントに進めない可能性があります。

不本意ですが勝ちたいという「感情」を制して
リスクを取らない「理性」に従った最適な
リーグ戦というルールに沿った作戦ではないでしょうか?

リスクとリターンを考えて
監督の判断も従った選手も
素晴らしいと私は思います。

ここから先は、私個人の意見ですが上記の状況において
攻めて1点を取りにいくべきと考える方は投資家として
少し注意した方がいいかもしれません。

ルールをしっかりと守って逃げる事で
高確率で大きなリターンが得られるのであれば
逃げる事も作戦の一つだと私は思います。

投資の世界は、嵌め込み・見せ板・ストップ狩り等
常に後ろから撃たれても文句が言えない厳しい世界です。

高確率で勝てる方法があるのであれば
その作戦を取る事も状況次第では
私は卑怯ではなく賢い選択だと考えます。

少し似ている話で小学生の道徳の授業で
「星野くんの2塁打」という話があります。

少年野球を舞台にした話です。

監督からバントを指示された星野君ですが
打てる球がきたことからバットを振りました。

結果、星野君は、二塁打を放ち
その活躍によってチームは勝利します。

試合には勝利しましたが監督からは
指示を守らなかったことから怒られて
メンバーから外されてしまうという話です。

読者様は、星野君は悪いと思いますか?

マンガの世界じゃありません。

現実は「星野くんの3振」かもしれないのです。

結果二塁打を打てたから良いという話ではなく
チームプレーなので一人の独断で動くのは
大きなリスクになってしまうという話です。

試合の状況によって取るべき選択は変わります。

私は、昨日の日本の試合に関して
全ての状況を含めて考えた結果
正しい選択で評価されるべきと感じました。

実際にチームは「不本意な選択」と述べています。

昨日の試合について読者様が
日本代表の西野監督だとしたら
どのような選択をしますでしょうか?

「スポーツの監督」と「投資」を意識して
考えてみると面白いかもしれません。

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