株式会社サヤトレの増田です。
株式投資では「上昇」する
銘柄を探すのが一般的です。
私自身も今後伸びる企業や業種・テーマについて
考えるのが大好きで日株価が上がる企業を考えています。
しかし私は「上昇」する企業だけではなく
「下落」する企業も同時によく考えます。
将来株価が下落する銘柄が分かれば
空売りを行う事で利益を出す事が出来るからです。
伸びる企業買い・衰退企業売りで
ロングショートを行う事も可能です。
株式相場が上昇相場の場合に
下落する企業を発見すれば
下落を予想する銘柄を空売りして
日経平均連動型ETFを買うのもいいかもしれません。
本日は、私が空売りしたいと考える銘柄の
選定基準の一つお伝えさせていただきます。
それは、時代変化に対応出来ていない会社です。
「ビジネスモデルが古い」という方が分かりやすいかもしれません。
(逆に古くして良い例外ケースもあります)
時代が変わり世間のニーズが変化しているにも関わらず
過去に売れた商品やビジネスモデルで販売を続ける企業は存在します。
分かりやすく音楽の歴史で例えると・・・
20年前は録音した音楽を聴いたりする場合は
「カセットテープ」が主流でした。
しかし10年前くらいに「MD」に代わり
すぐにiPodのような「MP3プレーヤー」となりました。
そして現在は携帯の中に組み込まれて
音楽再生は「スマホ」の機能の一つになっています。
上記の場合「カセットテープ」や「MD」だけを
作っている企業があった場合には申し訳ありませんが
今時代に合った商品を提供出来ていないと感じます。
音楽だけでなく映像においても
「ビデオテープ」→「DVD」→「ブルーレイ」→「ネット配信」
などのように便利になっているのも時代の変化です。
新しく便利なサービスが登場すると
これまで使っていた商品やサービスが
一気に売れなくなる可能性があります。
そのような新しいサービスが登場して広まりつつある中で
将来売れなくなりそうなサービスの企業は要チェックです。
まずは、その企業と日経平均株価との
騰落率と比較する事からスタートしてくだざい。
私達投資家は、将来下落要因がある企業を
空売りして何の問題もありません。
空売り注文を出してもその値段で
買いたい投資家がいなければその注文は約定しません。
買いたい投資家に対して売りを提供して
市場に流動性を提供している事から
投資経済としても役に立っております。
これは、私自身の持論ではなく
東京証券取引所の方も述べています。
時代のニーズに合わせて商品を変えて
生き残っている会社は経営が上手いですが
これは本当に難しく会社経営は倒産する方が
当たり前と言っても過言ではない厳しい世界です。
投資の世界も同じでしょう。
勝って生き残り続ける投資家の方が圧倒的に少数です。
株価が上がる企業を探せないと
投資で利益を出す事は出来ないと思われがちですが
下落する企業を探す事でも利益を狙う事は可能です。
ぜひ多くの企業がありますが良い面と悪い面を
探す意識を日々して投資を行ってください。
【参考記事】
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編集後記
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本日、人民元2%切り下げが
ニュースになっております。
今まで詳細を書いた事はありませんが
中国元とアメリカドルの通貨は連動しており
中国元の切り上げを狙ったサヤ取りが可能でした。
管理変動相場制と呼ばれておりますが
ドルペッグで米ドルとほぼ連動してきたのです。
元を日本人個人が買う方法は限られていますが
サヤトレLSの公開も近いので元とアメリカドルの
サヤ取りについて記事をまとめようと思います。
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