日本企業が日本人を相手にしない

【サヤトレ通信 第1664号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、サヤトレ通信プレミアムで
お届けした私の考えの一部をご紹介します。

私は、これまで日本経済の
将来にとても悲観していました。

しかしここ数年でその考え方は少し変わっています。

「日本経済」は、それほど悲観する必要はなく
最も悲観しなければならないのは「日本国民」です。

分かりやすく言い換えると、日本の大企業は
日本以外の海外で稼いでいるので引き続き
海外で売り上げて儲かれば会社は大きくなります。

その結果、日本株は上昇するかもしれません。

しかし儲かり潤うのはあくまでも
「日本企業」であり「日本人」ではありません。

その会社が儲けたお金は
会社の貯金と資本家の元に流れます。

国民全体はその恩恵を
さほど受けないのでは?

上記のように考えるようになりました。

もちろん大企業に勤めて活躍する
一部のエリートは裕福になります。

しかし8割のほとんどの日本人は年々少しずつ
経済負担が大きくなり削られるイメージです。

私のこの仮説について読者様は
どう思いますでしょうか?

これまで日本企業は、日本である程度
成功を収めて、その商品やサービスを
海外展開していくという流れが一般的でした。

【これまで】
■日本で成功

■海外進出・展開

しかし最近では、日本企業の新事業は
最初から日本で展開する事なく海外向けに
スタートするケースが増えてきています。

日本人はお客ではなく関係ないので
あまり大きなニュースにもなりません。

特にこれまでに無かったような
新しいサービスは日本の法律や規制
既得権益などの関係でスタートが出来ません。

・民泊仲介

・個人タクシーマッチング

・DIYバイオ

・電子決済/暗号通貨

・ドローン

・セグウェイみたいな乗り物

上記のような新しい商品やサービス
日本では全て規制や禁止されていませんか?

日本にはなぜイノベーション企業が登場しないのか?

よく言われる事ですがその答えは
単純に規制されているから登場しないのです。

■日本でユニコーン企業が登場しない理由
http://sayatore.com/blog/2018/06/20/8345

私の周りのような小さい非上場の
会社は、隠れて開発を行っています。

しかし上場企業は、情報公開が必要なので
非上場企業のように隠れる事は出来ません。

つい先日メッセージ通話アプリのLINEが
AIと金融の事業に本気出すと述べています。

■参考記事 AIと金融に本気のLINE 経営陣が明かす「300億円投資」の中身
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000028-zdn_mkt-bus_all

7月からまずは仮想通貨取引所の
BITBOX(ビットボックス)をオープンします。

しかしLINEが運営する仮想通貨取引所は
「日本人」にはサービスを提供しません。

日本は、金融の規制の厳しいから
海外でスタートするとのLINEの経営判断です。

私は、内心残念に感じつつもLINEの
経営判断としては大正解だと思います。

【これから】
■日本企業が海外でサービスをスタート

■成功して時間が余れば、日本でもスタート

このLINEの新サービスはほんの一例です。

これは非常に大きな流れなので
変えるのは難しいと私は考えています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本人をお客にしない日本企業が増えていく。

日本企業と一部の資本家とエリートは儲かるけど
その恩恵は、日本人のほとんどに還元されない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私の考えと仮説です。

もし上記の流れが正しかった場合に
読者様個人は、どのような身の置き方をしますか?

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