統計偽装・不正のよくある事例

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「統計偽装・不正」をテーマにお届けします。

最近、国会で統計不正問題が追及されています。

雇用や給与、労働時間などに関する毎月勤労統計の数字が偽装されて本来よりも数字が良くなっていました。

厚生労働省による不正に関して安倍総理の忖度が関係しているのかは、別問題ですが、国が出す公式な数字が間違っているのは、ショックな方も多いでしょう。

もしかするとGDPも間違っている可能性があるみたいです。

数年前までは、日本が経済規模で負けている隣国のGDPや経済成長率の統計は、ウソなのであてにならない。

そんな風にバカにしている風潮がありましたが、日本も同じ事をしているのかもしれません。

国による公式発表の統計が偽装されている訳ですから民間企業が公表する統計や数字に関しては、もっと沢山間違い、偽装、定義不正がされているかもしれません。

本日の内容は、私が元大手証券会社に勤めていて際に個人投資家の方に注意喚起でお伝えしたい内容です。

今回の厚生労働省による統計不正によって多くの方が統計について考える素晴らしい機会になると思います。

本日の内容を理解すると、疑い深く性格が悪くなるリスクもありますが、賢くなるメリットもあります。

金融以外にも世間一般的によく使われる統計や数値に関する事例を疑って解説します。

参考にしていただければ幸いです。

それではスタート!

■難関大学進学率92.06%達成!

進学塾の広告ですが「難関大学」の定義とは何でしょうか?

「東京大学進学率」と書いてあれば凄いですが難関大学の難関の定義は、人それぞれ違います。

どこまでを難関大学と定義するかによって進学率の数字は、変動させられるのです。

また「東大進学率〇%達成!」と書いてある場合東大と聞くと一般的には東京大学と思う事でしょう。

トヨタと聞いたら普通は、トヨタ自動車と思いますよね?

しかし東京〇〇大学を略して勝手に東大と記載している可能性もあります。

進学塾でここまで悪質な例はありませんが特定の業界では十分にあり得る話です。

■100%の人が毎月の給料が上がりました。

給料が上がった会社の社員10名から調査すれば、そうなります。

どこのサンプルから聞くが重要なのです。

偏っていたら意味がありません。

■月の売上100万円を達成!

自分の100万円と友人の持っている100万円を交換するだけで会計上、売上は100万円となります。

そして別に交換しなくても友人の100万円を一度自分の銀行口座に入れてもらい(売上100万円)その後にすぐに友人の口座に100万円を送る(経費100万円)

これで1日の売上は100万円です。利益は0円。

手元にある100万円を使って友人と100回キャッチボールすれば売上1億円も達成できます。

月商1億円と聞くとスゴイ感じが出ますよね?

しかし売上額なんて送金キャッチボールで簡単に偽装する事が出来る数字なのです。

■1億円稼ぎました!

「稼ぐ」の定義って何でしょうか?

稼ぐの定義をキャッチボールで偽装可能な「売上」で述べている可能性もあります。

■先月は、1億円の利益が出ました!

2019年2月28日に1億円の入金があり翌日の3月1日に1億円を支払いで返して送金キャッチボールしたら実現可能です。

2月の利益が1億円
3月の経費が1億円

合計0円

■私は、投資で1億円を動かしています。

海外口座でレバレッジ数百倍で取引すれば、少額で可能です。

■元本保証の金融商品です。

元本を保証しているのは、あくまでも金融商品の「発行体」です。

発行体の会社が倒産したら終わりです。

会社なんて簡単に潰せます。

■利回り○%です!

1週間など短期間だけ高い金利を付与して、その後は、低利率に戻るにも関わらず、高金利時を利回り換算して表記して投資勧誘。

個人的にかなり悪質だと感じるのですが、なぜか合法です!

大手の金融機関でも、販売するためによく使われています。

もっと投資家が怒って金融庁に苦情を入れない限り金融機関は、改善せずに、このまま継続する事でしょう。

■販売手数料は無料です。

「販売」手数料は確かに無料だけど、信託財産留保額&為替手数料などその他のコストが沢山かかります。

一番分かりやすい販売手数料を無料にしてその他のコストを分かりにくくしているだけです。

■資産1億円あります。

資産は、1億円あるけど、借金が2億円もあります。

純資産は、マイナス1億円です。

■勝率100%の投資法

2019年に1回仕掛けを行い、1円の利益になったら利益確定。

以降その年に一度も売買しなければ、勝率は100%です。

■短期で資産2倍!

バイナリーオプションなどであれば確率としては約50%で可能です。

■私は、牛乳が大嫌いです。(飲んでいないとは言っていない)

牛乳が大嫌いと宣言しつつ実は、裏側で毎日飲んでいる事を隠している。

もし牛乳を飲んでいる事が世間にバレた場合には・・・
牛乳は嫌いだけど体に良いので我慢して飲んでいると言い訳。

本当に好きか嫌いかは本人しか分からない。

(ここで言う、牛乳が嫌いは、例えです。)

以上

途中から統計偽装と不正広告が少しごっちゃになりつつありましたが、世の中には、偽装だけではなく数字を使ったあいまいな定義による不正広告が沢山あります。

企業が何かの商品やサービスを販売するために企業努力として、良く見せたい思いは分かります。

■OKなライン

■グレーなライン

■アウトなライン

これは、経営者や会社のモラルによって異なります。

株式会社サヤトレの私の判断では、顧客や投資家を騙す行為としてアウトに考えているラインであっても・・・

上場企業の大手金融機関が合法的に行っている事もあります。

このアウトとセーフの線引きを決めるのは、結局の所、顧客なのかもしれません。

厚生労働省による統計不正の問題は、日本人全体の数字に関するリテラシー向上となる良いきっかけになればと私は考えています。

国民や個人投資家が賢くなるほどにこのような不正な統計は、減る事でしょう。

【本日のマネー実践タスク】
統計や数字に対して考えてみましょう。


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