直近10年間で最強の株価指数とは

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「業種別株価指数」をテーマにお届けします。

私は、業種別の株価指数をまとめた
比較が大好きでよく見て分析しています。

通常、上場企業で使われる業種は33種類に分類される事が多いです。

しかし33種に分類すると・・・

「空運業」は日本航空と全日空のように業種によっては
銘柄数が極端に少なくなるなど色々と弊害が発生します。

実際に33業種株価指数のETFもありますが
売買高が少なくて活用しにくいケースが多いです。

そんな中で役立つのが17業種株価指数です。

銘柄数が少なかった「空運業」は、
「陸運業」「海運業」「倉庫・運輸関連業」と
一つにまとめられて17業種株価指数では
「運輸・物流」として分けられています。

【参考記事】
http://sayatore.com/blog/2017/02/23/7585

サヤトレLSでは、過去10年分に遡り
17業種株価指数の変動を確認する事が出来ます。

■サヤトレLS 騰落率比較チャート
https://sayatrade.com/feature/comparison.php

本日、直近10年間の株価で「17業種株価指数」と
「日経平均」と「TOPIX」を入れた合計19株価指数で
どの株価が一番強いか(上昇しているか)勝負させてみました。

結果は下記の通りです!

【10年間の株価指数騰落率比較】
日経平均    204.22 %
素材化学    186.12 %
小売        181.18 %
情通サ他    178.21 %
電機精密    166.86 %
不動産      165.93 %
機械        164.21 %
食品        163.99 %
建設資材    153.14 %
商社卸売    139.37 %
医薬品      131.72 %
自動車      130.73 %
TOPIX       125.62 %
金融         91.72 %
運輸物流     84.91 %
銀行17      9.33 %
エネ資源      3.66 %
鉄鋼非鉄      3.59 %
電力ガス    -34.88 %

この結果から読み取れる情報はとても多いです。

私は、10年だけでなく5年や1年でも分析して
色々と面白そうな予測を発見しました。

まず第1位をみて分かる通り・・・

「日経平均」が堂々の1位です。

つまり日本経済新聞社が選定したバランスの取れた
大手企業225社を組み合わせた株価指数である
日経平均は、株価指数の中では、最強なのです。

長期投資するのであれば当たりハズレの大きい
個別銘柄買うよりも日経平均のETFを買った方がいいでしょう。

東証の企業全体の株価指数である「TOPIX」を
大きく離して良いパフォーマンスとなっています。

このことから分かるように日経平均とTOPIXの
2指数でサヤ取りを行うNT倍率取引を行う場合には・・・

日経平均買い・TOPIX売り

上記のような持ち方の方が勝ちやすいかもしれません。

■NT倍率チャート(日経平均とTOPIXのサヤチャート)
⇒ https://investars.jp/multichart.php?q=1101:1102&term=1

反対に最下位近辺をみてみましょう。

最下位は、「電力ガス」です。

2011年付近に大きく下落していますが
これは東日本大震災が大きく影響しております。

2011年以前は、電力やガスのような銘柄は
ディフェンシブ銘柄と呼ばれて、業績が景気変動に
左右されにくく保守的な投資家に好まれていました。

結果論となりますが、直近10年の株式投資では
保守的だった投資家が一番大きく損をした事になります。

TOPIXが平均点と考えた場合に
そのパフォーマンスを下回っている業種

「運輸物流」「銀行」「エネ資源」「鉄鋼非鉄」「電力ガス」

この辺りの業種をどう見るかは、
投資家にとって意見が分かれるかもしれません。

私個人的には、成長性としては結構キツイと感じますが
逆張り的な発想で大きく盛り返してくる可能性もあります。

そして上位陣を上からみると・・・

「素材化学」
「小売 」
「情通サ他」
「電機精密」
「不動産 」

17業種でみると「素材化学」が1位です。

かなり意外な結果だったのではないでしょうか?

日本では、自動車や電機などのメーカーが目立ちますが
化学メーカーは、ほとんど全く目立っていません。

まず化学メーカー大手と聞いて思いつく
会社も少ないのではないでしょうか?

また何を売っているのか分からない方も多いと思います。

私は化学や科学が大好きなので
この結果は、とても嬉しいです。

私が証券会社に勤めていた2011年頃は
顧客の投資家に化学メーカーを推奨しておりました。

信越化学工業、富士フィルム、日東電工など
あまり名前を聞きませんがニッチな分野で
高いシェア持って大活躍している会社が大好きです。

【参考記事】
http://sayatore.com/blog/2016/08/17/6975

好き嫌いが分かれるテーマではありますが
化学メーカーが上がっている原因や背景について
何か思い当たる事はありますでしょうか?

直近10年間で素材化学の株価が
上昇している理由について分からない方は、
ぜひともその理由を調べてみてください。

えっ!!答え教えてくれないの?

そう感じる方もいるかもしれませんが投資の力は、
正解を聞くよりも自分で調べて学ぶ事が重要です。

この記事を読んで、その理由を探る人なんて誰もいません。

「後で」「帰ってから」「食後に」「明日」「週末」調べよう。

結局後回しにして気になっても調べず行動しません。

この疑問が必要でないと判断すればOKですが
投資で気になる事があれば、ネットで調べてみる。

このクセを長く続けるかどうかで投資で
成果を出す確率は変動する事でしょう。

ぜひとも定期的に投資分析を行って
気になる事を調べるように心掛けてください。

【本日のマネー実践タスク】
素材化学の株価が上昇している理由について調べてみましょう。

調べた結果をこのメルマガに返信して報告しましょう。


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