証券会社の暗黙のルールとは?

株式会社サヤトレの増田圭祐です。

本日は、証券会社の暗黙のルールを少しお伝えします!

本日お伝えする情報と内部の背景を知っていれば、
状況次第では、運用に上手く活用出来ます。

何事も状況次第ですが一定の金融知識があれば
どのような行動をするのが吉か分かるかと思います。

その暗黙のルールとは・・・?

■証券会社は「募集物」は必ず捌き(売り切り)ます!

「募集物」とは

  • IPO(新規公開株)
  • 公募増資(新株)
  • 地方債や社債などの債券など

販売に期日が決まったような金融商品のことです。

IPOは勝手に売り切れるので良いのですが
公募増資の新株発行と利率の低い地方債や社債などの債券は
最後まで売れる残る状況がよくあります。

しかし販売側(証券会社)は、
何が何でも決まった期日までに誰かに販売します。

意地でも全部捌きます!

そして公募の株式については、
価格決定日から申し込みの期間は非常に短いです。(3日間程度)

その間に証券会社は、必ず売り切るのですが
これは、販売側としては、結構しんどいのです。

人気がない公募株でも残す事は許されません。

最終日には、マネージャーが
大口のお客の自宅まで頼みに行くレベルで
必ず全てやり切ります!

発行先の企業から引き受けたのに
全部販売出来ませんでしたでは
証券会社は、企業からの信用ガタ落ちな訳です。

ちなみにですが

■増資の公募価格は、ほぼ初日に決定します。

かなり高確率です!

このルールも覚えておくと良いでしょう。

そして

■増資のようなファイナンス銘柄は、安定操作期間

証券会社が株価を操っても許されます!

例えば、公募株の申し込み最終日
公募価格が800円の株が現値801円だった場合

申し込むメリットが少なすぎて
どんだけ営業が頑張っても全部を販売しきれません。

価格決定日から約定
インプットさせるまでの時間は短いです。

そんな絶望の中、なんだかんだタイムリミットまでに
ファイナンス銘柄の株価が上昇する事がよくあるのです!

主幹事証券の名にかけて
証券会社が買い支えるケースもあります。

前場に公募価格が800円で
現値801円の時に電話して断ったお客様が

後場に株価が830円とかになり出すと
逆に向こうから電話がかかってきます。

お客様「増田君~。さっきの公募株まだ残ってる?」

そして少し申し込んでくれた人からの電話では

お客様「増田君~。もうちょっと購入株数増やしてもいいよ。」

増田「ついさっき全部売り切れました!(ドヤ顔)」

株価を人為的に操る行為の「相場操縦」は
法律で禁止されています。

しかし安定操作期間中のファイナンス銘柄は、
「例外として証券会社が買い支え」
を行うことが認められているのです!

この背景、状況によっては、
上手く活用出来そうな気がしませんか?

つい先日、私がアナリストとして
株式サヤ取りの売買シグナルを出している

保有ポジションにおいて
買い銘柄に【2914】JTがありました。

公募の発表から株価は下落し
ペアの損益率は、損切り水準の-5%を超えます。

いつもだったら会員様に損切り決済の
シグナルメールを出しますが、その時には
決済シグナルのメールを配信しませんでした。

会員様から「損切りしなくていいのですか?」
と問い合わせもありました。

3月12日に配信したこのメルマガでも
「ちょっとした理由があり決済していない」
と述べています。

これは、JTのファイナンスによるものです。

売買シグナル保有中の銘柄が
ファイナンス銘柄になるのは、初めてのパターンです。

JTのニュースは把握しておりました。

しかし、株価を確認する中で
自分の中でシナリオがあったのです。

会員様には「売買シグナルが発生した時のみメールをお送りします。」

JTのペアは、損切り決済せずに、
そのまま保有してくださいとご連絡しました。

サヤ取り投資クラブSIGMAの株式サヤ取り売買シグナルは、

■仕掛けを行う「買い銘柄」・「売り銘柄」
■仕掛けたペアの利益確定・損切りの決済タイミング

全て前日の19時までに
会員様にメールでお知らせしております。

仕掛けも決済も翌日の寄り付きで注文を出すだけです。

結果として、JTの募集最終日に株価は、
前日比7.19%と大幅高!

損切水準の位置から一気に利益確定が出来ました。

私は、相場の上下の予想をしても当てる自信はありません。

しかし、今回の利益はまぐれではなくシナリオ通りです。

公募のニュースが出て株価があまりにも大きく下落していたら
損切りしなくてはいけません。

しかし状況の把握と情報を知っているか次第では
今回のようなケースもあるのです。

本日は、少し難しい内容の話となってしまいました。
分かる方には、非常に参考になる情報だったと思います。

今回の内容の意味が分からない、難しいと感じた方は
ぜひネットで調べたり書籍を読むなど
頑張って勉強してください。

【参考記事】

私自身もまだまだ知らない事ばかりです。

毎日少しずつアップグレードしております。

皆様と一緒にレベルアップできれば嬉しく思います。


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