注目の仮想通貨・暗号資産2020年版

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「注目の仮想通貨2020」をテーマにお届けします。

過去に何度かお伝えしておりますが私は、仮想通貨を投資対象として魅力に感じており注目しています。

仮想通貨が上がっているタイミングで記事を出すといやらしいので今のような静かなタイミングで記事にする事にしました。

会員限定メルマガ「サヤ取り通信プレミアム」でも仮想通貨に関して取り上げているのですがクローズドな環境で具体的な銘柄は、お伝え出来ません。

誰でも自由に読める無料版であれば、問題ないので仮想通貨に投資している方は、何かしらのヒントや参考になれば幸いです。

私は、仮想通貨の分野は、結構詳しいです。

あまり有名で王道なコインを紹介しても面白みに欠けると思い、ビットコイン以外は、有名ではないコインを中心にお届けします。

また価格変動に関する責任は、取れませんのでそのあたり自己責任にて、ご理解よろしくお願いします。

増田が注目している仮想通貨2020年2月4日
■時価総額ランク:1位 Bitcoin (BTC) 現在価格:100万円

■時価総額ランク:14位 TRON (TRX) 現在価格:2円

■時価総額ランク:22位 Cosmos (ATOM) 現在価格:460円

■時価総額ランク:31位 Basic Attention Token (BAT) 現在価格:25円

■時価総額ランク:40位 Augur (REP) 現在価格:1700円

■時価総額ランク:66位 BitTorrent (BTT) 現在価格:0.042円

■時価総額ランク:1位 Bitcoin (BTC) 現在価格:100万円
https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin/

まずは、仮想通貨の王者であるビットコインです。

最高値は、200万円から2018年に大暴落して40万円まで下落しました。

その後2年間時間をかけて高値の半分100万円まで戻ってきました。

暴落で損した方も多いかもしれませんが良い底固めになったと個人的には感じています。

・いくらでも発行出来る世界中の紙のお金

・技術の進歩で人工的に作れるダイアモンド

・偽造可能で流通している地金(ゴールド)

上記のような価値のある現物資産よりも現在の科学技術では、偽造が不可能なビットコインに価値を感じる人は、今後少しずつ増えていくと私は予想しています。

またビットコインの発行総量は、全体で2100万BTCと上限と決められています。

これ以上、ビットコインの数は、増えません。

つまり1ビットコインを保有出来る人の数は、世界中で2100万人以下という事です。

一人で沢山持っている人や秘密鍵を無くして取り出せないビットコインもあるので実際1BTC保有出来る人は、少数です。

引き続きビットコインを破壊出来る仕組みや技術が出て来ずに価値を形成。

限られた数量のビットコインを世界中で争奪戦になれば、価格は、まだまだ上がっていく事でしょう。

ビットコインは、ブロックチェーンを使い分散化された仕組みの初めての仮想通貨です。

現在の技術的には、もっと凄いコインはありますが仮想通貨の代表であり、基軸通貨なので一番注目です。

仮想通貨が初めての方は、まずは、ビットコインを買うのが良いでしょう。

1ビットコイン100万円なので100万円ないと買えないと思っている方が多いみたいですが1万円とか少額でも購入可能です。

仮想通貨の取引所は、日本の大手証券会社が運営しているので、安心出来る事でしょう。

ここから、皆様ご存知ないであろうニッチな私の注目コインをご紹介します。

■時価総額ランク:14位 TRON (TRX) 現在価格:2円
https://coinmarketcap.com/currencies/tron/

TRON表記でトロンと呼びます。

私がTRONに注目している一番の理由は、TRONを開発している運営の経営能力の高さです。

後ほど紹介するBitTorrentをTRONが買収した事から注目に至ったイメージです。

【TRON注目に至るまでの逆算イメージ】

・DLiveスゲー(世界一のYoutuberのPewDiePieと提携)

ゲーム配信プラットフォーム「DLive」
https://dlive.tv/

・DLiveがBitTorrentのブロックチェーンを使う(BitTorrentスゲー)

・BitTorrentを買収しているTRONスゲー

■時価総額ランク:22位 Cosmos (ATOM) 現在価格:460円
https://coinmarketcap.com/currencies/cosmos/

Cosmosは、異なるブロックチェーンを繋げるプロジェクトです。

時価総額1位のビットコインのブロックチェーンと時価総額2位のイーサリアムのブロックチェーンは異なります。

その他にも沢山、仮想通貨はありますが現在、色んな仮想通貨がそれぞれ独自のブロックチェーンを使って運用しているのです。

現状の仕組みは、開発側にとっても使い手ユーザー側にとっても不便です。

異なるブロックチェーンを相互に接続できるようにする事は、どこかの誰かが必ず実現しなければなりません。

Cosmosは、Inter-Blockchain Communication(IBC)という名称で沢山あるブロックチェーンを繋げようと取り組んでいます。

Cosmos IBC
https://cosmos.network/ibc

現時点でIBCは、まだ完成しておりませんが上手くいけば、ブロックチェーン業界においてCosmosは、欠かせないHubの役割となるでしょう。

その他、POSという環境負荷の少ない方法でブロックチェーンの承認が上手くいっている事やステーキングという長期保有すると金利(コイン)が貰えるルールがとても良く出来ているのも魅力的です。

ステーキングは、銀行の定期預金みたいなイメージです。

出金しなければ、金利(コイン)を受け取れます。

Cosmosのステーキングは、私も上場直後からやっています。

現在の年利は、約9%程度です。

Cosmosステーキングは、難しいですが興味ある上級者の方は、挑戦してみてください。

ステーキングは、マネックスグループの仮想通貨取引所コインチェックも先日正式にスタートすると発表しています。

ステーキングは、全然悪い事ではないので、安心してください。

Cosmosは、ブロックチェーンに関する技術的な要素が大きいので一般的には、何やっているのか分かりにくいですが面白いので注目です。

■時価総額ランク:31位 Basic Attention Token (BAT) 現在価格:25円
https://coinmarketcap.com/currencies/basic-attention-token/

BATは、Braveというブラウザを作っています。

Brave
https://brave.com/ja/

多くの人は、インターネットを使う際のブラウザは、Google社が作ったChromeを利用していると思います。

しかしChromeを使ってインターネットをするとそれらの閲覧情報は、Googleに送られて、その後あなたにあった広告が表示されるようになっています。

スマホでネットを使っている時に広告に対してウザいと思った経験は、誰でもあるのではないでしょうか?

そんな問題を解決するのがBraveブラウザです。

またユーザーに広告が表示される事は、あなたのスマホの画面に広告を表示する際に無駄な通信料金を支払っている事を意味します。

毎月月末になるとギガが足りなくて困っている人いると思いますがその使用したギガの一部は、あなたにとって不必要な広告表示の通信に使われているのです。

braveブラウザは、ネットで表示される広告が自動で排除されます。

BraveでYoutubeを観ても広告は表示されません。

私は、移動中にYoutubeを観る際には、Youtubeのアプリを使いません。

広告が出てウザいのでBraveブラウザでYoutubeのページにアクセスして動画を観ています。

スマホのYoutubeアプリで広告がいらない方は、Braveのアプリを入れてみるといいでしょう。

また逆にBraveで広告表示する設定に切り替わるとBATという仮想通貨が貯まるような面白い仕組みも用意されています。(日本は、規制対象?)

ブラウザを使ってネットをする際の広告という不便さを解消しつつ、あえて広告を見る人には、ネットを使用するほど仮想通貨が貯まるイメージです。

面白い発想ですよね。

Braveブラウザの開発およびスマホアプリのインストール数の伸び率は、絶好調で伸びています。

現状は、Chrome一強のブラウザ業界のシェアですが今後Braveが少しでも奪う事に成功した場合には、仮想通貨のBATの価格は、上がるかもしれません。

■時価総額ランク:40位 Augur (REP) 現在価格:1700円
https://coinmarketcap.com/currencies/augur/

Augurは、分散型予測市場を運営しています。

予測市場とは、先が分からない事に対して参加者がお金を支払い、その予測を行います。

そして予測が当たった人に配当を出す仕組みです。

分かりやすい日本の実例をあげると「競馬」です。

【参考記事】

海外では、ブックメーカーというサービスでネット上で参加する事が可能になっていますが日本では、ギャンブル扱いとなり禁止されています。

過去日本の仮想通貨取引所のコインチェックでもAugur (REP)の取り扱いがありましたが、現在は、無くなってしまいました。

世界中の人が参加可能で信頼出来る予測市場に育てば、面白いプラットフォームになると私は、感じています。

■時価総額ランク:66位 BitTorrent (BTT) 現在価格:0.042円
https://coinmarketcap.com/currencies/bittorrent/

BitTorrentは、Peer to Peer (P2P)という複数の端末間でデータ通信を行う技術を使いデータやファイルの共有が可能なサービスです。

世界138カ国で使われて1億人以上のアクティブユーザーを抱えている大きなサービスです。

BitTorrent
https://www.bittorrent.com/lang/ja/

日本では、2002年にWinnyという同じ仕組みを使ったサービスがありました。

しかし日本ではWinnyを開発した東大の金子勇氏は、犯罪者扱いで長い裁判の後、若くしてお亡くなりになっています。

【参考記事】

日本は、Winnyを潰しましたが、海外では、その後、同じ仕組みのBitTorrentは、成長続けていたのです。

またWinnyを開発して世間から非難された金子勇氏は、死ぬ前に匿名でビットコインを開発したとも噂されています。

ビットコイン開発者は、サトシ・ナカモトという匿名の人物なのですがその正体は、誰か分かっていません。

彼のビットコイン口座には、大量のビットコインが残っているのですが、そのコインは全く移動していないのです。

ビットコイン開発者のサトシ・ナカモトの正体は、Winny開発者の日本人の金子勇氏であり、Winny事件の影響から叩かれないために匿名でビットコインの開発を行った。

しかしその後に亡くなってしまったので彼が保有していた大量のビットコインは、誰も取り出す事が出来ない状態という噂です。

私は、この話を聞いた時、十分にあり得る話だと感じました。

話を戻しますがBitTorrentは、世界中で1億人が使われているのですがこのサービスを先述したTRONが買収して手に入れています。

つまりTRONは、世界最大のP2Pプラットフォームを所有しているのです。

何か今後色んな事が出来そうに感じませんか?

そしてBitTorrentに注目する要因は、もう1つあります。

それは、DLiveという動画配信プラットフォームとの提携です。

Youtubeにおいて世界で一番チャンネル登録者数の多い人物は、PewDiePie(ピューディパイ)という男性です。

日本で有名なYoutuberにヒカキンさんがいます。

ヒカキンさんのチャンネル登録者数は795万人です。

世界一のPewDiePie(ピューディパイ)のチャンネル登録者数は、桁が異なり1億人を超えています。

■ヒカキン(チャンネル登録者795万人)
https://www.youtube.com/user/HikakinTV/featured

■ピューディパイ(チャンネル登録者1億人)
https://www.youtube.com/user/PewDiePie/featured

お伝えしたい事は、ピューディパイが超凄いという事です。

そんな凄いピューディパイ氏ですが2019年にブロックチェーンを使ったゲームを中心とした動画配信のプラットフォームDLiveとの独占ライブ配信の契約を発表しました。

■ゲーム配信プラットフォーム「DLive」
https://dlive.tv/

■ピューディパイのDLiveチャンネル
https://dlive.tv/pewdiepie

ピューディパイは、週に1回DLive上でライブ配信します。

ピューディパイの動画を観たい多くのファンの人達は、YoutubeからDLiveに流れてくる事でしょう。

そしてDLiveは、日本のゲーマーの方でもまだほとんど知られていないニッチなサービスです。

まだ出来たばかりなので成長性が高いかもしれません。

世界一のピューディパイ氏を引き入れる事を実現したDLiveの運営の能力も凄いです。

そんな注目のDLiveですが使っているブロックチェーンをこれからBitTorrentのブロックチェーンを使う事が正式に発表されました。

■DLiveの公式発表
https://community.dlive.tv/2019/12/30/dlive-joins-bittorrent-ecosystem-and-begins-migration-to-tron-blockchain/

P2PプラットフォームのBitTorrentと動画配信プラットフォームのDLiveは、個人的にとても相性が良いと感じています。

そんな経営やビジネス的な背景からも私は、BitTorrentには、注目しておりその流れでBitTorrentの親会社的なTRONに注目という流れにつながります。

(以上)

紹介が長く、若干難しい内容になってしまいましたが仮想通貨に興味のある方は、知らないコインの情報も多かったと思うので参考にしていただければ幸いです。

また日本の仮想通貨の市場は、規制で停滞していますが本日ご紹介したように海外では、この数年間も着々と仮想通貨を絡めた新サービスの開発と普及が進んでいます。

仮想通貨に投資する場合には、海外発信の情報を追う事で投資のチャンスがあるかもしれません。

最後に注意ですが、本日紹介した仮想通貨は、全て日々大きな値動きの変動をしています。

よく分からずに投資しても損する可能性が高いです。

投資する際は、全額無くなるくらいのリスクを受け入れて投資する事をおススメします。

以上、2020年注目の仮想通貨でした。

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