標準利率の引き下げで保険料は値上がる

☆第1289号☆

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「金利」をテーマに世の中の
金融商品の仕組みについてお届けします。

まず「金利」について簡単に説明します。

「金利」とは「お金のレンタル料」です。

お金が必要で誰かからお金を借りる時に
無料でお金を借りる事はできません。

読者様がお金を誰かに借りた場合は
お金のレンタル料(金利)を支払わなければなりません。

反対に読者様がお金を誰かに貸した場合は
お金のレンタル料(金利)が受け取れます。

金利の単位は「%」で表され
一般的に期間は「1年間」です。

金利1%でお金を借りた場合は
1年後に1万円のレンタル料を上乗せして
101万円を借りた方に返金するイメージです。

そして読者様もご存じの通り
日本は長年、超低金利です。

おまけにマイナス金利の導入によって
金利系の金融商品の利率は、
これ以下がないくらい低くなっています。

過去に私が証券会社で販売していた横浜市の債券
通称「ハマ債」の直近分の利率は下記の通りです。

■平成27年度第4回 「ハマ債5(ファイブ)」
http://www.city.yokohama.lg.jp/zaisei/jyoken/hamasai5-h27-4.html

1年間で受け取れる利率は0.1%。

横浜市民がハマ債を100万円買うと
1年間に1,000円の金利を受け取れます。

金利1,000円に対して税金が20%かかるので
実際の手取りとなるリターンは800円以下です。

100万円投資して最悪の場合0円になる
リスクを背負い、基本リターンは800円。

これが今の日本の債券運用です。

このような低金利の状況の中で運用を行っている
金融機関の投資収益状況は今、厳しくなっています。

分かりやすい例として生命保険で例えると
生命保険の料金は、毎月支払いを行って
万が一の時に加入者は、一括でお金を受け取れます。

保険会社は、加入者から毎月いただくお金を
金融商品に投資して運用しているのです。

日本円支払いの生命保険の場合は
その多くが国債のような安全性の高い
債券(金利系の商品)で運用をしています。

しかしマイナス金利の導入によって
金利系の金融商品の利率が下がると
保険会社の投資収益は落ちてしまいます。

保険会社は、債券運用でどれくらいの
リターンが見込めるかを金融庁が出している
「標準利率」を参考にしています。

■債券の運用で稼げるリターン
(マイナス金利によって下がる)

■日本人の寿命の統計

■会社運営にかかるコスト

上記3つを統計的に計算して保険会社が儲かるように
保険加入者が支払う保険料は設計されています。

2017年4月に金融庁が出している「標準利率」が
現在の1%から0.25%に引き下げられることになりました。

つまり保険会社が運用で稼げる投資リターンは
単純計算で4分の1程度になってしまうのです。

そうなってしまった場合、統計学を使って
自社が儲かるように計算して商品設計をしている
保険会社はどうするでしょうか?

簡単に予想できるのは「保険料の値上げ」です。

もちろん社員の給料を減らしたり
企業努力で保険料を値上げしない
保険会社もあると思います。

しかし基本的に多くの保険会社は、来年以降
保険料を値上げしてくる事が予想されています。

保険の専門家いわく標準利率の改定から
最終的に保険料が「1割程度」値上がる
可能性があるとの予想です。

■参考記事 生命保険 引き上げ検討 マイナス金利で運用難
http://mainichi.jp/articles/20160824/ddm/008/020/115000c

■参考記事 2017年~2020年の生命保険料改定!
http://hokensc.jp/news/20160115/

■参考記事 2017年4月に生命保険の標準利率が下がる!保険料は?
https://allabout.co.jp/gm/gc/466763/

もし仮に生命保険の保険料が10%値上げになった場合
長期的に加入することを考えると数百万円の値上げになります。

テレビのCMで・・・
「払い過ぎた借金の過払い金は取り戻せます。」
みたいな内容のCMを見かける事はありませんか?

世の中多くの人が「金利の仕組み」を理解していません。

もし仮に今、保険の見直しを考えているようであれば
一度早いうちに見直しすることをお勧めします。

保険料が値上がった後と比較すると長期的に計算して
数百万単位で負担は変わるのではないでしょうか?

【本日のまとめ】

■日本の金利が下がっている(事実)

■金利系の金融商品の投資利益は減ってしまう(事実)

■金融庁が標準利率を現在の1%から0.25%に引き下げる(事実)

■保険会社が保険料を値上げする可能性が高い(予想)

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【課題1】
2016年1月~12月現在までの投資結果の合計は
プラスですか?マイナスですか?(確定した損益)

【課題2】
2016年1月~12月現在までの投資結果の合計は
プラスですか?マイナスですか?(評価損益を含む)

【課題3】
2016年で最も投資結果がよかった投資対象は何ですか?

【課題4】(記述式)
今年1年間の投資の成績を振り返り、良かった点をあげてください。

【課題5】(記述式)
今年1年間の投資の成績を振り返り、反省点をあげてください。

【課題6】
2017年に株式を売買する際の証券口座の種類を教えてください。

【課題7】
課題6の証券口座の種類の切り替えが
出来るタイミングはいつまでですか?

【課題8】
2017年の投資目標利回りは何%ですか?

【課題9】(記述式)
2017年の目標利回りを達成するために必要な課題
実践する投資戦略などを考えてお書きください。

(宿題は以上です)

正解のある質問と正解の存在しない質問があります。

正解のない問題は、ご自身でお考えください。

回答は、間違っていても全く問題ありません。

投資の宿題に参加する趣旨は、読者様ご自身が
問題に対して考え調べて、答えを導き出すことが大切です。

答えが分からない場合は、ネットで検索するなどして
課題に取り組んでいただく事をお勧めいたします。

宿題に参加するメリットはお客様ご自身の
「金融リテラシーの向上」が目的である事をご認識ください。

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   ☆☆☆ 株式市況 ☆☆☆
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【株式市場】
日経平均 19,401.15 +127.36(0.66%)

JPX400 13,882.89 +78.36(0.57%)

TOPIX 1,550.67  +7.95(0.52%)

■本日のNT倍率チャート(日経平均とTOPIXのサヤチャート)
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■本日の400T倍率チャート(JPX400とTOPIXのサヤチャート)
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■本日の400N倍率チャート(JPX400と日経平均のサヤチャート)
⇒ https://investars.jp/multichart.php?q=1103:1101&term=1

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   ☆☆☆ 編集後記 ☆☆☆
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生命保険は、加入したタイミングによって
保障や支払う金額が基本的に一定のケースが多いです。

株式投資と同じであの時に買っておけばよかったと
嘆いてももうその価格で契約する事は出来ません。

私は、外貨建ての保険を高金利なタイミングで
長期契約しましたが状況が変わった今では
もう同じ条件で加入する事は出来ません。

保険も金融商品なので世界経済の状況によって変化します。

今ある条件の中で読者様に合った
内容の保険を選ぶ事が大事だと思います。


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