【サヤトレ通信　第1515号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、投資家にとって重要な
投資にかかるコストをテーマにお届けします。

「株式」「FX」「先物」など金融商品に
投資をする場合、通常はコストがかかります。

そのコストは「売買手数料・スプレッド」
「信用金利」「逆日歩」「名義書換料」など様々です。

上記のようなコストは
基本全て投資負担となります。

よって投資家は投資をスタートした瞬間に
コスト分負けた状態からのスタートです。

投資を利益にするためには投資家本人の
投資の技術を磨く事が最も重要ではありますが
投資のコストを出来るだけ下げる事も大切です。

投資にかかるコストの中でも私が考える
特に重要なコストが「売買手数料・スプレッド」

それとレバレッジをかけた
信用取引を行う場合は「信用金利」です。

読者様がお使いの証券会社の
「売買手数料」と「金利」は投資戦略に
合った証券会社をお使いでしょうか？

証券会社の見直しは12月をメドに
見直しする事をお勧めしています。

投資の1年間は1月1日～12月31日までが区切りです。

来年の1月に入って見直しても遅いかもしれません。

読者様の中で総合証券会社を
お使いの方は少ないと思いますが
総合証券会社は、営業員がいる分
投資のコストは高くなりがちです。

来年からネット証券への移行をお勧めします。

すでにネット証券をお使いの方でも
ネット証券の差別化や特色によって
コストは若干異なります。

近年、証券会社も手数料争いが激化しております。

新しく出来た証券会社が安い手数料を掲げて
新規顧客を獲得しては、その後少しずつ
値上げするイタチごっこが長年継続しています。

「投資金額」「保有期間」「投資戦略」など
投資家によって最適な証券会社が変わります。

「証券会社　比較」と検索すると
売買手数料の比較をまとめた便利な
比較サイトも多く出てきます。

広告になっているサイトが多いですが
比較情報としては十分に役立つので
一度、確認してみるといいでしょう。

またサヤ取り投資を行う場合には
空売りをする際に「逆日歩（ぎゃくひぶ）」という
信用取引のコストが発生する可能性があります。

逆日歩を回避する方法は中々難しく
空売りをする投資家を悩ませるコストです。

逆日歩でやっかいなのは本日の取引において
いくらの信用売りが出て、いくら株が足りずに
空売りをして逆日歩がいくら発生するのか？

上記の詳細が分からない点です。

支払うコスト（逆日歩）が分からないのは
投資家にとってはリスクとなります。

明日のメルマガにて私の経験から逆日歩を
極力回避するためのポイントをお伝えします。

逆日歩の回避に裏技はありません。

しかし公開されている取引情報と空売りが
入りやすい過去のタイミングを知る事で
大きな逆日歩が発生するリスクはほぼ避けられます。

私は、結構ドンブリ勘定派なのですが
投資もビジネスもプライベートでも
定期的にコスト意識を高める事は大事です。

私も年末に向けて色々と
コストの見直ししようかと思います。

読者様は投資コストの見直しをいつ行いますか？

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