【サヤトレ通信 第1536号】
株式会社サヤトレの増田です。
日本企業の不正に関する
ニュースが全く絶えません。
直近もリニア中央新幹線の建設工事の
大手ゼネコン4社による入札談合にて
下記の会社に捜査が入っています。
■鹿島建設 (1812)
■清水建設 (1803)
■大成建設 (1801)
■大林組 (1802)
私は、真面目に仕事をしている会社が市場からも
世間からも評価されるべきと考えています。
しかし残念ながら世の中はそう甘くありません。
表に出せないビジネスのやり取りは
どの業界でも多かれ少なかれある事でしょう。
そのような行為はどんどんエスカレートして
自分達でも歯止めが効かなくなるのです。
以前メルマガにも書いて本質が分かる方には
ご好評いただいたのですが会社の不正を
変える事が出来るのは「株主」の投資家です。
■日本企業の不正を防止する方法
http://sayatore.com/blog/2017/
凄く単純ですが・・・
「悪い事をしている会社の株を売る!」
「悪い事をしている会社には投資しない!」
「悪い事をしている会社の銘柄はファンドに組み込まない!」(
「投資家を騙した会社は、株主が訴える!」
上記のように投資家が企業に対して
「株を売る」という行為はシンプルながら
日本経済を長期的に良くする行為につながります。
株式を売買する事で良い会社は評価されて
悪い会社は、努力する方向に動くのです。
「株を売る」と聞くと金融知識がない方は
株価を下げる悪い行為のように感じる方も多いです。
上記の認識は大きな間違いです。
今、株を安い値段で売りに出したとしても
その値段で買いたい人がいなければ約定しません。
売りたい人と買いたい人の価格が
リアルタイムで完全マッチした時に
売買が成立するのが株式市場です。
株を売る事は、安く買いたいと思っている人に
流動性を提供する素晴らしい行為とご認識ください。
日本でも欧米のように年々投資家が
よりお金持ちとなり、経済を動かす力を
持つようになっていくと予想しています。
賢い投資家増えれば増えるほど
企業活動は良くなるのです。
投資家のリテラシーが低いと
企業は不正を繰り返し続けるでしょう。
今、海外では、投資家の意見を聞き入れた
企業活動を活発に行う動きが活発です。
投資家が地球環境をよくしようと方針を出せば
企業は、エコに力を入れて必死にアピールするのです。
このような取り組みをESGと呼びます。
日本の投資家は、日本企業の不祥事に
対して慣れつつあるように感じます。
健全な金融市場を望んでいる私としては
ここ数年の間に日本の株式市場のルールは
かなり悪い方向に進んでいると感じています。
投資家がしっかりと株を売り買い評価する事で
長期的に日本企業が成長していくのではないでしょうか?
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