10年サイクルで暴落する金融市場

【サヤトレ通信 第1716号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、色々な経済メディアが取りあげている
「リーマンショックから10年」をテーマにお届けします。

日経新聞でも特集が組まれておりますが過去最大の
金融危機リーマンショックから10年が経ちました。

米国大手投資銀行のリーマンブラザースは
2008年9月15日に倒産しています。

私が投資の世界に足を踏み入れたのも
この時期で当時、予想と反した大暴落に
絶望していたのをよく覚えています。

リーマンショック大暴落での苦しみが
今のサヤ取り投資につながっているのです。

過去を振り返ると株式市場では
10年に1度のサイクルで暴落して
その後、時間をかけて復活するという
サイクルを継続的に繰り返しています。

■2008年:リーマンショック

■1998年:ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)破たん

■1987年:ブラックマンデー

10年暴落サイクルで考えた場合には
2018年~19年は金融市場にとって大きな
転換点になる可能性はあるかもしれません。

とは言え・・・

日本だけではなく世界経済や企業は
これからの過去の暴落経験を活かして
投資やビジネスを展開するようになりました。

日本企業の例で言えば10年前と比べて
「株価」と「利益」は大きく上回っていますが
「売上高」は10年前に戻っていないのです。

売上が減っている中で利益が
1.6倍になっているという事は
コスト削減が上手く行われている証拠です。

コスト削減の中身に関しては
工場の海外移転や社員の給料削減など
会社のよってまちまちで異なります。

上記に関して、良し悪しの意見はありますが
私は、日本企業は、リーマンショックの経験から
潰れにくい強い企業になったと感じています。

企業で働く会社員の方は全体の給料は
コスト削減で下がるかもしれませんが
その分会社が潰れる可能性は低くなれば
その会社の従業員の方は安全です。

投資をしていない会社員の方は目先の毎月の
お給料の方が大事に見えるかもしれません。

しかし会社が社員の給料を上げるという事は
会社が倒産する確率を高める可能性もあります。

給料を上げて社員のモチベーションを上げて
より稼ぐという好循環が一番の理想ですが
何が起こるか分からない金融市場の過去経験から
企業の多くは、今後の金融危機に備えて
お金を貯め込んでいる状態と言えるでしょう。

上記の作戦は、次の金融危機が起こった時
評価される可能性があるかもしれないです。

そして私は、この10年間で色々な
個人投資家の方を見てきましたが
ここ数年で大きく投資家の考え方や
取引している層の変化を感じます。

私は、投資家=おじいちゃん&おっさんの
イメージですが最近では若い女の子がスマホで
少額で投資をする時代になってきているのです。

投資歴10年以内のリーマンショックを
経験していない個人投資家も増えています。

今、株で儲かって浮かれている人も
いずれ訪れる大暴落に投資の厳しさを
知る事になるでしょう。

■参考記事 リーマンショック前は紀元前の話
http://sayatore.com/blog/2017/11/02/7995

私は、何度も繰り返しお伝えしておりますが
株価が暴落した時にも相場から退場せずに
稼ぎ続けている投資家が本物であり
本当に強い投資家だと考えています。

読者様の現在の投資戦略は
10年節目の今、株価が暴落しても
耐える事が出来ますでしょうか?

もし心配な方は、投資戦略に両建ての
サヤ取りを採用してみてください。

キャンペーンは今月末で終了です。

どうぞよろしくお願いします。

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