空売りの悪いイメージは誤解です

株式会社サヤトレの増田です。

日経平均が1万5千円を突破!!

昼食時にオフィスのレストランでどこかの会社員の方々が
株の話をしていたので聞き耳を立てておりました。

今まで投資をやっていなかった個人達が
新規で続々と参入してきているのを肌で感じます。

そんな上昇相場の中で本日は、「空売り」の真意について語ります。

・株価を下落させて景気を悪くする行為
・資金の3倍で投資するので大損してしまう
・金利が発生して金融機関が儲かる

などなど多くの方が「空売り」について
『悪い』イメージを持っているのではないでしょうか?

上記、全て論破できますが、長くなるので
本日は基本的な『空売り』の誤解を解きます。

まず株式市場は、相対取引と言って売りたい人の価格と
買いたい人の価格がマッチした時に株価の値段がつく仕組みです。

「高値を掴まされた」と意味不明な事を言っている方がおりますが
自らの意思でその価格で購入しているのです。

買わされたみたいな言い方してますが自分で買っているのです。

市場参加者全員が買いたいと手を上げても
売る人がいなければ株価に値段はつきません。

売りたい人を買いたい人の値段がリアルタイムに
合致して売買が成立する非常にフェアな市場が株式市場です!

空売り注文を出して約定するということは
どこかでその値段で買いたいと思う投資家がいます。

結果として、その値段で買いたいと
手を上げている投資家に株式を提供しています。

何も悪くないですよね?

そして今のようなみんなが株を欲しがっている時に
売りを提供することによって注文入れて
すぐに約定するように流通が円滑になります。

この事を株式市場では「流動性」と呼びます。

空売りを行うことは、金融市場に流動性も提供しているのです。

欲しがっている方に提供して市場の流通と円滑にしている空売り

むしろ「善」の行為に感じませんか?

おまけに言うと大量の売却出来ない株式を保有している場所から
株を借りて活用するので貸した方は金利を受け取り喜んでくれます。

「善」か「悪」を決めることに無理があるかもしれませんが
あまりにも世間からの「空売り」のイメージが
よくないので本日は、フォローしてみました。

【参考記事】

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