株式会社サヤトレの増田です。
週末の台風により自宅で読書をしていました。
読んでいた本はこちらです!
相変わらず面白いです!
【参考記事】
今回の半沢直樹の新作「銀翼のイカロス」では
航空会社の再建がモデルになっています。
誰が読んでも明らかに分かると思うので
会社名を出しますが、小説に出てくる
帝国航空のモデルは「日本航空」です。
ご存知の通り、過去の日本航空は
赤字を垂れ流し続けながら潰れないと
舐めた経営を長年続けた結果・・・
2010年に会社更生法にて破綻しました。
当時、私は、証券会社にいたので
毎日JALの株価を見ていました。
JALの株を持っているお客様から・・・
- お客様「JALの株をこのまま持っていたらどうなるの?」
- 増田「0円です。紙クズにすらなりません。」
- お客様「JALの株がまた再上場したら今持っている株は復活する?」
- 増田「復活しません。全く違う株として再上場します。」
上記のようなやりとりを、人を変えて何回すんねん?と
正直思っていました。
JAL株持っている人全員一斉にメールで教えてあげたら効率的ですよね。
簡単な投資情報であれば対面や電話ではなく
無料で全国数万人に時差なく送れるメールが最強です!
今回は、日本航空が潰れる・潰れないの噂で
株価が下落していた時期の証券会社の内部を暴露します。
当時、証券会社のお偉い方がこんな事を言っていました!
「日本には、日本航空と全日空の2社しかない!」
「このような会社は、潰れるわけがない!国が潰さない(公的資金)!」
つまり・・・
今、JALの株が値下がりしているタイミングは
チャンスやから積極的に販売しろ!という暗黙です。
当時の私は、まだ株の世界に入り
経験も浅かったので経験豊富なお偉い方が
大声でそう言っていれば、「JALは潰れないのか~」と思っていました。
しかし、その後すぐJALの上場廃止が決定します。
私は聞いてないので知りませんが、途中でJALの勧誘は
さすがにストップがかかっていたと思います。
JALは潰れないと思っている人は
JALの社員だけでなく金融機関の社員でも思っていたのです。
ちなみに上場廃止が決まった後、そのお偉い方が
「こんなん買う奴おるねんな~(笑)」と
言っていたのを私は聞き逃しませんでした。
「お前ちょっと前までJAL買い推奨やったやん!」
・・・と私は、心の中で10倍返ししました。
証券会社員のモラルのレベルは、
基本全員これくらいで普通です。
心が綺麗な人から会社を辞めていくと言っても過言ではありません。
(注:部署にもよりますので苦情はなしでお願いします)
リーマンショックからJAL倒産、震災の東電暴落など
株式相場は非常に悪かったので、
メルマガに書けないネタは山のようにあります。
投資の経験値が上がった今では分かりますが・・・
どれだけ偉い人が相場について分析して
予想しても結局分かりません。
私は他人の意見は参考にしても結果は誰にも分からない!
この経験で、最終判断は自分自身であると学びました。
2011年オリンパスが粉飾した際に
上場廃止になると声高々に言っていた人がいましたが
私は、内心「いや!それは分からない!」と思っていました。
何故なのかよく分かりませんが、結果的に東証の判断にて
オリンパスは上場廃止になっていません。
オリンパス株を保有していた方は大喜びですが
日本の証券市場の適当さ及び公平性の欠如や甘さを残し
市場の信頼は失われています。
2012年は、シャープが倒産の噂で株価は暴落しており
私は、どっちに転んでも儲かるようにシャープの転換社債と
株式で両建てしていました。
メルマガでも書いていましたが、結果、
シャープ株価は復活し途中で損切りました。
このような銘柄は、本当に紙一重です。
どっちに転ぶか分かりません。
私は、個人投資家が合併や倒産のようなイベントに
片張りを賭けるのはやめるべきだと考えています。
それでもリスク覚悟で外した場合は全額無くなってもいい!と、
大儲けを狙う戦略であれば構いません。
その場合に重要な事は1つです!
他人の意見に従わず
自分自身の判断・決断に従ってください!
投資の最終的な決断な何があっても
読者様ご自身が行うべきです!
人に流されず読者様の考えで
投資を継続していただきたく思います!
これは、投資においてとても大切な事です!
運用の参考になれば幸いです。
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