楽天FinTech(フィンテック) カンファレンスに参加

株式会社サヤトレの増田です。

本日、楽天が主催するFinTech(フィンテック)の
カンファレンスに参加してきました。

FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と
テクノロジー(Technology)を融合させた造語です。

今、最も注目されているビジネスのテーマです。

私が起業を志していた2010年頃に
FinTech(フィンテック)という言葉は
一度も聞いた事はありませんでした。

しかし当時から「金融」と「IT」の相性の良さについて感じており
個人投資家目線で投資家が欲しいと思えるWEBサービスを
作ろうと思い作ったのがサヤトレです。

■サヤ取り投資ペア検索ツール『サヤトレ』
⇒ https://investars.jp/

株式会社サヤトレは、まさしく「金融」と「IT」を融合した
FinTech(フィンテック)事業をメインに行う会社です。

■株式会社サヤトレのご紹介
http://sayatrade.co.jp/

私の会社は、金融とITで非常にニッチなサービスを
個人投資家向けに提供しておりますが最先端の
FinTech(フィンテック)ビジネスを行っている方々が
今回のカンファレンスには多く参加しておりました。

世界中の「お金の流れのルール」をひっくり返すような
サービスを開発している会社が海外には沢山あるのです。

FinTech(フィンテック)ビジネスを行う私が
個人的に最もポテンシャルを感じる技術は
「ブロックチェーン」という仕組みです。

ブロックチェーンの仕組みの解説は
サヤ取りの解説と同じくらい難しいのですが
イメージ的にお伝えすると・・・

インターネットのクラウド上に誰でもアクセスすれば
閲覧する事が出来るホワイトボードがあるとします。

世界中の誰もが閲覧する事が可能であり誰でも
そのボードに文字を書き込む事に挑戦する事も可能です。

しかしそのボードには、正しい取引の
記録しか絶対に書き込む事が出来ません。

世界中の人が監視しているので
間違った情報を書き込む事は出来ないのです。

そして正しい情報を一度書き込んで承認されると
その記述を消したり上書きする事も絶対に出来ません。

一度、石に刻まれた情報は、絶対に消えず
鎖のように連続して繋がり続けていく仕組みが
ブロックチェーンのイメージです。

この技術を活用すると人から人にお金が移動した場合に
AからBへのお金が移動した事が明確に残ります。

つまりネット上で送金する事が可能になるのです。

このブロックチェーンの技術使って
過去に1度も不具合なく稼働し続けている成功例が
ビットコインという仮想通貨(暗号通貨)です。

日本では、仮想通貨と聞くと怪しいイメージを
持つ方も多いと思いますが仕組みを正しく理解すると
きっと仮想通貨考え方は変わるでしょう。

【関連記事】

最後に日本のFinTech(フィンテック)事業に関して
一つとても残念な未来予測をしたいと思います。

私は、日本はFinTech(フィンテック)で最も熱い
「決済」という分野において非常に優れたノウハウを
保有しているにも関わらず世界競争で負けると予想しています。

携帯電話がスマホに切り替わってアメリカの会社の
AppleとGoogleに市場を持っていかれたようなイメージです。

日本には、昔からポイントを貯めて商品を
購入するという土壌が十分に整っています。

Tポイント、楽天ポイント、Nanacoポイント、マイルなどで
買い物やサービスを購入した事は、誰にもある事でしょう。

読者様は、決済手段としてSuiCaやICOCAなどの
交通系電子マネーでお金を支払った事はありませんか?

交通系電子マネーのカードは電源を必要とせずに
決済完了までのスピードも非常に早く一瞬です。

そして銀行と紐づいているクレジットカードと
交通系電子マネーを連携させれば、銀行からの
自動引き落としとなりチャージする手間もありません。

交通系電子マネーは、世界一の最強の
決済手段だと思うのは私だけでしょうか?

残念な点としては、交通系電子マネーは
店舗での商品購入の際にしか利用する事は出来ません。

個人間でお金の送金のやり取りができないのです。
(法律で禁じられているので出来ない)

しかし海外にはSuiCaのような仕組みでかつ個人間で
送金し合える機能が実現可能なサービスが登場してきています。

中国の会社で Alipay(アリペイ)というサービスです。

最近日本にも上陸してきて中国人観光客が
日本で買い物をする際の決済手段として使われています。

もしかするとLine(親会社は韓国企業)のように
日本でプラットフォーム化して日本人が決済に便利な
Alipay(アリペイ)を使う未来が来るかもしれません。

グローバル化の流れで日本企業では出来ない事を
海外企業は、関係なく便利なサービスを作り
輸出して日本に上陸してくる時代です。

便利なWEBサービスは一度流行って
みんなが使い始めるとその流れを止める事はできません。

個人的には、交通系電子マネー決済を
よりバージョンアップして日本だけではなく
世界中で使える決済手段のプラットフォームに出来たら
日本経済にとって大きな貢献になると感じました。

最近は、銀行法の改正なども進みつつありますが
今のままのスピードだと一番おいしいところを
海外企業に持っていかれる可能性が高いでしょう。

今後の日本経済発展のためにも新しい技術を受け入れて
FinTech(フィンテック)ビジネスを応援していただけると幸いです。

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 編集後記
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本日は、フィンテックでの技術革新について
お届けしましたが、個人的に感じる事は
法律を無視した新しい便利なサービスが登場。

便利なサービスに多くの人が利用する。

多くの人が利用して市場規模が大きくなる事で
新しい法律が作られたり改正や規制が行われる。

上記のような流れだと感じました。

日本でも法律をフライング気味に無視して
世間にニーズを満たすビジネスを行う会社があります。

そのような会社を絶対に許さずに潰すのか?

世間にニーズや社会の変化に合わせて法律を変えるのか?

流れが速いので国も大変だと思います。

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