高学歴でも金融知識はない

株式会社サヤトレの増田です。

先週末のメルマガにて「お金の相談が出来る職業はない」という
内容をお届けしたところ、多くのご感想をいただきました。

■参考記事 お金の相談が出来る職業はない

日々、読者様からメルマガのご感想を沢山いただきます。

感想お礼の返信など全てに対応する事は出来ませんが
いただいた内容には、しっかりと目を通して
今後の情報発信に活かさせていただきます。

いつもありがとうございます。

本日は、関連して「金融教育」に
関する内容をお届けします。

私が金融(投資)の業界に入り
最初に驚いた事が3つあります。

■金融業界の闇の深さ
(プレミアム版でお届けします)

■世の中には、お金持ちが沢山いる
(ふつうのお爺ちゃんが1億円持っている事に驚きました)

そして最後が・・・

■高学歴で頭が良いお金持ち方でも金融知識はそれほどない
(医者も大学教授も上場会社の元役員も投資の知識はない)

証券会社が主に扱っている「株」「債券」「投信」
3つの金融商品の違いを学校の授業で教わることはありません。

自らが投資に積極的ではない限り知らずに
投資に関わらず定年を迎えるケースも多いです。

仕事で稼いだ金融資産1億円あるけど
金融知識が全くない方は、日本に多くいます。

もちろん頭が良くて、仕事が出来るので1億円という
沢山のお給料を稼ぐことが出来たとても優秀な方達です。

しかしそのような方でも投資やお金になると
なぜか計算する能力が一気に弱くなりがちです。

アメリカの資産運用会社MRIインターナショナルが
1300億円集めた「MRI事件」のお客は、ほぼ日本人です。

アメリカの会社なのですがアメリカ人ではなく
お金を沢山持っていて金融リテラシーが低い日本人を
計画的にカモにした事件だと私は考えています。

MRIに関しては元本確保型で年利6.0~8.5%と
リアルっぽい金利なのが安心感を与えて巧妙です。

■参考記事 元本確保型の金融商品とは?

お金に関する教育は、親の教育が大きく影響しています。

よって親を育てた祖父のお金に関する考え方も大事です。

■参考記事 お金の教育はおじいちゃんが大事!

最近は、お金について学ぶ機会がなかった
大人たちが自分の子供が稼げるようになるために
子供の頃からお金に学べるスクールも登場しつつあります。

リアルなお金に関する正しい知識を子供の頃から
養う事が出来れば、素晴らしい事だと私は感じます。

私も子供を教育する上で、お小遣いは、
「源泉徴収制度」or「確定納税制度」を採用します。

子供にお小遣い1000円を源泉徴収で
20%差し引いて800円渡すか?

それとも1年間まとめてお小遣いの
20%を家庭の貯金箱にいれるか?

どちらかを選択させるイメージです。

日本経済の仕組みを子供の頃から
サラッと当たり前に学ぶ事が出来れば
大人になってもストレスないでしょう。

また経済の仕組みについて正しく理解していないと
大人でも矛盾を指摘したり、おかしい仕組みや
制度に対して意見や怒る事が出来ません。

上場企業が嘘の決算を発表するという行為は
世界中の投資家を騙すMRI事件以上の詐欺行為です。

日本の国有地が8億円不当に値引きされる事は
8億円分、誰か税金を手に入れている事と同じです。

経済やお金の仕組みを正しい理解していないと
問題点がどこにあるのかが分からないのです。

お金の正しい知識を日本人で理解している人が増えれば
少しずつ良い方向になるのではないかと私は考えています。

日本は現在マイナンバー制度の導入普及時期です。

10年後に日本国民全ての紐づけの仕組みが完了したら
日本人で税金逃れをする事が出来なくなるので日本全体の
金融知識を高める方向に動くのではないかと予想しております。

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