株式会社サヤトレの増田です。
先週の金曜日、前職の同期のが勤める証券会社の
社員研修後、飲み会に参加してきました。
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
直近の証券会社の現状や研修の感想などを聞いたり、
自分の今やっているビジネスについて話しました。
相場環境の悪化から証券会社は現在、非常に厳しい状況にあります。
直近のニュースでは、
- ・大和証券は、今年4月以降、約550人の社員を主に営業部門へ配置転換
(大和は過去に自社は、社員をリストラしない優しい会社と言っている。管理部門を営業の厳しい現場に配置することでの事実上の退職勧奨と言われている。)
参照記事 週刊ダイヤモンド
http://diamond.jp/articles/-/13151 - ・三菱UFJモルガン・スタンレー証券では希望退職への応募が殺到。?全社員の約2割に相当する1200~1300人程度を削減。
- ・みずほ証券は、国内の社員数の5%に当たるおよそ300人をめどに希望退職の募集を実施。
- ・最大手の野村ホールディングスでも人員削減に踏み切る方針。従業員の5%程度を減らす計画。
などなど
どこの証券会社もかなりの人員削減をしています。
退職の多い支店では一気に10人いなくなったと聞きました。
証券会社は、相場が上り調子で景気のいい時には大きく稼ぎますが
相場が下落すると業績が一気に落ち込むのが特徴です。
仲の良い同期には優秀な人物が多く
・営業成績全国1位の営業マン
・本社で新規上場を手掛ける部署のエリート
・最短でアナリストを取得し運用会社に出向している同期
・退職後、自己売買で初月に150万以上利益をあげるスキャルトレーダー
などなど。
自分のビジネスにとっても非常に勉強になり、
頼れそうな友人が多くいます。
個人的な感想として、日本の証券会社は優秀な人間が
本気を出しても報われない仕組みになっていると感じます。
優秀な人間は、どこの会社に行ってもやっていける自信があります。
厳しい業績の中、優秀な人材を流出させるか引き留められるか
会社にとって大切な舵取りを迫られている事でしょう。
進む道は違いますが、同じ金融という分野で仕事を行う同志として、
日本経済の活性化に貢献出来ればと思っています。
【参考記事】
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