労働者から資本家へ

【サヤトレ通信 第1618号】

株式会社サヤトレの増田です。

先週末に「資本主義社会のルール」をテーマに
少し厳しめの内容をお届けしました。

■資本主義社会というゲームのクソルール
http://sayatore.com/blog/2018/04/20/8255

あんまりキツイ内容を書くと気分を害する方も
いるかもしれないので無料の日刊メルマガでは
お伝えする情報を調整して配信しております。

少し強すぎたかなと心配しておりましたが読者の方から・・・

■資本家の設定に切り替えるという内容に心が踊りました。

■私自身、全く資本主義について学んでこなかった。

お金について学ぼうとすらしてこなかったことを痛感しています。

上記のようなご感想をいただきました。

私としては、自分の発信した情報によって
全国の方に「お金」をテーマに少しでも
良い影響や大きく変わるきっかけを与える事が
出来ればとても嬉しくやりがいに感じています。

このメルマガでは、投資家ぶって
偉そうな事を書いていますが
私自身もまだまだ労働者です。

好きで働いているので辞めるつもりもないですが
今後も私が学んだ内容を役立つ情報として
お伝えしていきたい考えです。

そういう流れで本日は、先週の続きです。

先週末は、労働者から資本家に
プレイヤー変更しようという内容でした。

■資本主義社会というゲームのクソルール
http://sayatore.com/blog/2018/04/20/8255

一流の労働者プレイヤーが頑張って
年間に4000万円稼いだとしましょう。

翌年には、半分の2000万円以上が税金で
徴収されるのが現状のルールです。

その一方で資本家プレイヤーであれば
寝ながら株・FXで1億円でも10億円稼いでも
20%の一律税金で終了というルールなのです。

しかも節税を考えて両建て売買などを活用して
わざと損失を出して利益を先送りするなど色々と
資本家有利な攻略法が多数存在しています。

この資本主義のルールを正しく理解して
利用する資本家のお金持ちとルールを
知らない労働者では、格差が広がるのは当然です。

労働者の中に「ずるい!」と思う方もいるでしょう。

しかしこれが日本の資本主義社会の
ルールで誰も変える事は出来ません。

そんな国で生活している現実の中
おまけに政府としても株価を上げたいと
色々と頑張って金融政策をしています。

こんな恵まれた状況の中で個人が
投資について勉強しないのは
もったいないのではnないでしょうか?

今、プレイヤー選択画面が
「労働者」であったとしても
「資本家」に自分で変更する事が出来ます。

逆に言えば自分で設定を切り替えないと
「資本家」に変更する事は出来ません。

「労働者」から「資本家」にプレイヤーを
切り替える事で今まで見てきた世界や考え方
ニュースの見かたなども大きく変わる事でしょう。

長時間残業の社員を奴隷のように働かせる
ブラック企業は、労働者側から見ると最悪です。

しかしその会社に投資している資本家からすれば
人件費が安い分、会社が儲けているので株価は上がります。

優良企業に見えるかもしれません。

大企業のタックスヘイブンでの節税が悪と
ニュースで報じられる事が多いですが
資本家目線では、会社が節税をしている分
お金が手元に残るので会社の株価が上がります。

今まで「労働者」から見ていた
世の中の景色と「資本家」からみる景色は
真逆である事も沢山あるのです。

昨日からの繰り返しになりますが
資本家になるとリスクが発生します。

しかしそのリスクにも何年間も晒され続けると
そのリスク変動の生活が普通になってきます。

むしろ毎月決まった固定で決まった1社からしか
お金が振り込まれない労働者プレイヤー(会社員)の方が
リスクに感じるようになるかもしれません。

安定・自由・時間・やりがいなど
何を望むかは、その人の選択です。

しかし「お金」を選ぶのであれば「資本家」という
選択肢を選び自らリスクを取る事が資本主義社会において
とても大きなポイントであると私は考えています。

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