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【サヤトレ通信　第1688号】

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「仮想通貨」をテーマにお届けします。

2017年に大きく値を上げて話題となった
仮想通貨ですが最近あまり耳にしなくなりました。

ビットコインは、高値の200万円代から
現在は約80万円と半分以下で推移しています。

昨年後半の仮想通貨ブームに
乗ろうとした大半の投資家は
大きな損失になっているかと思います。

読者様は仮想通貨について
どのようなイメージをお持ちでしょうか？

「仮想通貨なんて怪しい」

「投資対象ではない」

「仮想通貨は終わった」

「ICOは詐欺だ」

上記のようなご意見については
全て納得しますし、そう思われても
仕方がないくらい汚れた業界が現状です。

私自身も過去コインチェックでNEMが流出に合い数か月間資金は拘束されて返ってこなかったり普通ではあり得ないリスクが頻繁に発生します。

それが仮想通貨の世界です。

しかしその一方でブロックチェーンという
革新的な技術を活用して世の中の既存ルールを
大きくひっくり返すように凄いプロジェクトが
沢山立ち上がりつつある業界でもございます。

長年フィンテック業界にいる
私個人の意見ですが遠くない将来
また仮想通貨は大きなブームになると予想しています。

まだ仮想通貨のポテンシャルについて
理解している人の方が少ないですが
いずれ少しずつ知識が深まると考えているからです。

■日本の上場企業の参入

■テレビCMによる安心感の増加

■海外ヘッジファンドの資本流入

■法律によるルール作成と規制作り

などなど今、着々と仮想通貨の
準備とルールが作られています。

昨年の仮想通貨のバブルに関しては
私は投資の歴史で言えばITバブルと
非常に似ていると考えています。

当時は「IT」というだけでお金が集まり
売上がない会社でも株価が上昇しました。

そしてバブル崩壊で偽物の会社は無くなり
多くの投資家が大きく損をしました。

しかしAmazonやGoogleのような本物のIT企業は
株価の下落に関係なくプロジェクトを進めた結果
現在のような世界企業に成長しているのです。

ITバブル崩壊直後の暴落している中で
GoogleやAmazonの株を「買い」判断出来た
投資家は大きなリターンを得ています。

私は、今、数ある仮想通貨において
9割以上のプロジェクトは終わると考えています。

ほとんどが無価値になるでしょう。

しかしその中でも革新的な技術を使い
実体の経済に入り込んで世の中を便利に出来る
コインに関しては、生き残り続けると思います。

「どの仮想通貨が生き残るか？」

私は、数年後に生き残り続ける可能性がある
仮想通貨に分散して長期保有する投資戦略です。

仮想通貨は全て終わったとお考えの方には
「そんな事は無い」とお伝えしておきます。

そして仮想通貨に過度に期待している方には
「9割以上の銘柄は無価値になる」事を
覚悟をしておく事を推奨します。

今後、多くの人に使われて
生き残り続ける仮想通貨は何か？

上記が分かり長期保有すれば
きっと大きな資産になる事でしょう。

ぜひ考えてみてはいかがでしょうか？

読者様の投資・運用のヒントになれば幸いです。