株式会社のゴールは2つ!倒産or株売り

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「株式会社のゴール」をテーマにお届けします。

本日の内容は、経営者向けの内容です。

有料メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」で過去に書いた内容ですが、無料版をお読みの経営者にも役立つと思うのでお届けします。

私は、過去証券会社に勤めていた経緯もあり証券や金融に詳しいです。

現在は、株式会社の経営者として活動していますが経営や商売の知識よりも金融知識の方が長けていると思っています。

世の中には、中小ベンチャー企業は沢山あり経営者は、多いですが実は、株式会社制度や資本主義社会のルールを理解していない方も多いでです。

売上や利益が出て会社が儲かっていても株式会社のルールを知らず、リスクをリスクと捉えていないのです。

会社経営は、最初からゴールを目指さないと将来的に金融知識で困る事になるかもしれません。

結論ですが、企業のオーナーにとって株式会社のゴールは、大きく2つです。

■株式を売る(上場・売却・承継など)

■倒産(清算・破産・倒産)

会社は、上記の2パターンしかありません。

倒産・清算に関しては、説明するまでも無く基本的にそのほとんどがバッドエンドです。

事業を継続できなくなって会社を畳んで従業員や商品なども全て解散して終わります。

ほとんどの会社は、倒産しないように経営を継続する事を目指しています。

しかし人間の寿命は100年です。

どんなに優秀な経営者でも100年以上経営する事は出来ません。

この事から分かるように会社を経営するオーナーのゴールは・・・

「自分が持っている株式を誰かに売る」

これが経営者が目指す共通のゴールなのです。

自分が持っている株を誰に売るかによって名称や世間の評価、イメージは、異なります。

株の売り方は、大きく3パターンです。

■多くの人に公平に株式を売る=上場

■他者や他社にまとめて株式を売る=売却・M&A

■子供や親族など身内に株式を売る=承継・継承

上場とは、証券取引所で売買出来るようになる事です。

上場する事で、自分の会社の株式を世界中の多くの投資家に株を買ってもらう事が可能です。

しかし上場するには、厳しい審査があるのでどんな会社でも上場する事は出来ません。

よって世間一般的には、上場していると一流企業と認められます。

売却とは、自分が持っている株式を第三者に売却して会社を引き継いでもらう事です。

経営者が高齢で会社を継ぐ人がいない。

今、日本で問題になっている現象です。

世の中多くの中小企業の社長は、自分は、いつまでも働けると思っています。

また自分の会社を他者に売る事は、悪という間違った金融知識を持っているガンコ親父も多いです。

「会社は、自分の子供みたいなもの」

などと言いながら

「自分の代で会社は畳もうと思ってる。」

自分の寿命と一緒に子供と思っているのに会社と一緒に死のうとする経営者は多いのです。

私からすると子供(会社)が可哀そうに思いますが本人は、その愚かな行為に気付いていません。

株式を売る行為を悪い事を思っている日本人は多くいるのです。

最近では、テレビCMでも中小企業のM&Aなど情報発信が広まってきました。

会社を売る。M&Aされる。

上記の事に対して、悪いイメージをお持ちの方も多いと思いますがこれから少し正しい証券知識が広まっていく事でしょう。

私個人は、会社を子供や妻など親族に継がせる気はありません。

将来的にどこかのタイミングで他者に譲渡する事をゴールにしています。

そして最後は、承継です。

日本の場合、多くのケースが自分の子供に会社を継いでもらい存続するケースが多いです。

日本で長く続いている会社は、このパターンが多いです。

一般的に同族経営などと呼ばれ一族が会社を継いで大きくしていくのです。

トヨタ自動車もこのパターンです。

【参考記事】
http://sayatore.com/blog/2014/05/09/3720

株を子供にあげると聞くと簡単なように聞こえますが金融や税制のルールは、甘くありません。

子供に価値ある株式をタダであげるなんて出来ません。

子供であろうが、株式の譲渡であり売却なのです。

親父が子供に時価総額10億円の会社の株式を渡す場合には、子供は、10億円を親父に支払う構図となります。

子供が現金、10億円持っていなければ銀行から借金して親父に10億円支払って会社継ぐケースだってあるのです。

子供に継がせたい親父としては、無料で株式を渡したいと思います。

親父自身も子供が借金した10億円が株式売却益が現金で10億円入っても税金を支払わないといけません。

つまり親族に会社を継がせる承継を目指す場合には、会社の時価総額が安くなるように株価を安くする財務の方針が必要になります。

その一方で上場や売却を目指す社長は、株価の価格を高くしていく財務戦略が必要です。

企業が目指すゴールによって、経営や金融の戦略は、変わってくるのです。

コロナショックなど経営者は、色々と経営について考え直す機会が増えているでしょう。

会社のゴールを自分は、どこに定めるのか?

「倒産」させるくらいなら「売却」した方が良いはずです。

承継させるのであれば、時価総額が下がったタイミングで継がせた方が税金の負担は下がります。

上場予定しているのであれば、上場するタイミングと相場環境は、重要です。

経営者は、自分の会社が目指すゴールを明確にして経営の作戦を考えると良いかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです。

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■「CRANEs」の加入方法解説
http://sayatore.com/blog/2020/03/11/10867

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