東芝、量子技術でヘッジファンド事業

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「東芝」をテーマにお届けします。

ご存知の通り東芝は、日本の大手電機メーカーです。

2015年に原発事業で大赤字を出して不適切会計が発覚後、資金繰りが厳しくなり倒産するかまで言われましたが2018年に東芝メモリという優良子会社を売却して約2兆3億円の現金をゲットします。

これにて日本企業の中で内部留保のような現金を沢山保有している会社のトップになります。

現在は、東証1部の条件から外れてしまい東証2部に上場して復活待ちの状態です。

そんな東芝ですが、最近とても興味深いニュースが出ておりました。

■東芝、「量子」で挑む高速取引
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=2&n_m_code=037&ng=DGKKZO52601050V21C19A1EE9000

東芝が量子技術を使って開発したパソコンにて投資における超高速に売買を繰り返す(HFT)事が可能になりファンドも計画中との記事です。

■HFTの参考記事

日本円や米ドルなど主要8通貨において大口の売買が入った際などレート変動時に最も有利な取引を見つける事が出来るみたいです。

株式と異なり取引所がない為替市場では、銀行や交換所などで為替のレートは異なります。

最も有利に為替を交換できる所で取引を行いアービトラージのような事を狙っているのでしょう。

今後、自社で運用したり、他社との金融機関と協力や金融庁に登録して正式にファンド業も検討しています。

個人的に東芝は、この分野で今後も頑張って欲しいと感じました。

ただ一つこの分野に詳しい私からニュースでは、伝えられていない東芝としては、あまり伝えて欲しくない事を予測します。

東芝が凄い計算力の高いマシンを開発したのは、事実です。

しかし実際にそのマシンを使って為替市場の投資で稼ぐ事は、実現出来ないのだと思います。

頑張って計算は出来るけど儲けるのは、無理。

誰かこの技術を使ってどうにかしてと全国や世界中に呼びかけているのです。

これはサヤトレも同じ計算機なので似たようなイメージです。

内部で毎日膨大な統計処理の計算を行っていますが最終的にその計算結果を使ってどうやって儲けるかは、計算機を使うユーザーに任せているからです。

私がアービトラージ出来るのであれば、誰にも言わずに公開もせずに一人でコッソリと稼ぎ続ける事でしょう。

東芝もこのマシンを使って為替市場でアービトラージが実現出来ていれば、ニュースにする事なくコッソリ運用して儲けます。

東芝のマシンは、膨大な組み合わせの中から早く効率的な正解を探す事は出来ますがそこから売買発注をして約定させて儲ける。

投資で重要な「約定」までは実現出来ておらず手詰まり状態になっていると私は、推測します。

しかし正解を探せる技術力があれば、足りない他のピースを埋めるノウハウを持った会社と東芝が組んで革新が起こるかもしれません。

この分野は、Googleなども進めているのでライバルは強力です。

日本のメーカーの技術と金融に強い頭の良い人が組んで国産のヘッジファンドを作って欲しいと個人的には、考えています。

アービトラージが出来るマシンを作れる企業や投資で儲かる手法を見つけた場合、その会社は、リスクを恐れて、その情報をほぼ公開しません。

世界のヘッジファンドの情報が世の中にあまり出てこない理由は、そういった背景です。

一般に情報が公開される裏には、公開されていない多くの情報があるのです。


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