株式会社サヤトレの増田です。
本日は「お客を絞る経営」をテーマにお届けします。
最近東京の都心では、次のような看板を掲げた店舗型の飲食店が少しずつ増え始めています。
「現金使えません!」
現金が使えずキャッシュレス決済だけに対応したお店は、増えているのです。
「現金しか使えないお店」と「現金は使えないお店」
2つのお店があった場合、私は、現金が使えないお店に入りたいです。
飲食店の店員が汚い小銭を触り提供している食事よりも一切現金を触らないお店の方が衛生面で安心出来るような気がします。
同様に自動販売機でも小銭入れる箇所なく完全にキャッシュレスのみに対応している自動販売機も増加中です。
「現金を使う人」の集客を捨てて「現金を使わない人」の集客に特化したお客を絞った経営と言えるでしょう。
他のケースでは「喫煙出来ます」という看板も増えました。
飲食店では、受動喫煙対策でタバコが吸えないお店が増えました。
そんな中、タバコが吸える事を前面にアピールしているお店は、喫煙者にとって選ばれるお店になります。
私のようにタバコを吸わない者は、間違って入らないお店になるのでありがたいです。
今、世の中多くの人は、自分の好みを求めて商品やお店を選ぶ時代になりました。
「煮干しが苦手な方は、ご遠慮ください」と書き煮干し好きを集客する飲食店もあります。
■タバコを吸う方は、タバコが吸えるお店
■現金を使いたい方は、現金が使えるお店
■煮干しが好きな方は、煮干しのお店
上記のようにお客を絞った経営をしているとそのニーズにマッチしたお客の集客が可能です。
タバコ吸う人とタバコ吸わない人の2者を集客する事は、どちらかの満足度を下げます。
ターゲットを絞るとターゲットの人数は減りますがその代わりに満足度の高いサービスを提供できます。
結果的に安定した集客と売上に繋がる事でしょう。
読者の中でお店を経営している方がいた場合ぜひ絞っているターゲット層を明確にして看板に書くと来店するお客の満足度が高くなるかもしれません。
そして世の中のお店がよりターゲットを絞りサービスを提供してくれる事を願います。
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お金持っている人が多いです。
ぜひともお待ちしています。
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