証券会社時代の裏話 新入社員は残業代なし(違法)

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「証券会社時代の裏話」をテーマにお届けします。

私が証券会社を辞めたのは2011年です。

早いもので退職から10年が経過しました。

10年経過した事で時効を迎えつつ有料メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」では、少しずつ話せる範囲の裏話を公開しています。

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本日は、無料版でも話してギリギリOKだろうという線引きと判断して「サービス残業」についてお届けします。

大企業に勤めている方で、本社勤務ではなく支店や現場で働いている方(当時の私)も本社勤務で支店を管理する方も参考になると思います。

私が勤めていた証券会社は、大手の総合証券会社です。

全国の駅前に数百の支店があります。

支店には、営業員や事務がいて、その地域に住んでいるお客様(投資家)に金融商品を販売。

金融商品を販売した手数料で稼ぐビジネスモデルです。

私は、数百あるお店の1つの末端営業職として入社しました。

支店に入社して驚いた事は・・・
「国の法律」や「会社の社内規定」よりも「現場(支店)ルール」が採用されるという事です。

例えると国のルールとして、飲酒運転は、禁止ですが、日本でもその地域の村では、飲酒運転は、長年の慣習になっているので暗黙でOKみたいなイメージです。(絶対にダメ)

このように支店独自にある慣習を業界では、支店ルールと呼ばれていました。

同じ看板を掲げた会社なのですが支店によってルールが違うのです。

私の配属となる支店ルールの一つに入社1年目の新入社員は、残業代なし。

入社1年目は、サービス残業をする。

そういった独自の支店ルールがありました。

長年、支店でお受け継がれてきた伝統ある労働基準法に反する違法の支店ルールです。

ちなみに他の支店の同期達の話を聞いても1年目でも残業代は出ます。

東証1部に上場している大企業です。

法律に違反しないのは、当たり前ですよね。

当時、私個人は、日本一の営業成績。

支店全体のチーム戦の成績でも日本一でした。

しかし支店ルールで残業代がゼロなので、同期の中で最も給料が低いのが続いていました。

社内で全国一の結果を出し、社内で全国一給料が低いのです。

残業代0の固定給のみです。

私は、サービス残業に納得がいきませんでした。

支店で一緒の同期も同じ気持ちだったので全員で何故、この支店だけ残業代が出ないのか?

上司に言いに行ったのです。

大人なので聞き方は超丁寧ですが新入社員が「残業代出せや」という訴えです。

直属の上司は、最高な人でした。

上司「分かった。ちょっと待ってて」

数日後には、あっさりと過去分含めた残業代を全てつけるように上司から言われました。

上司が支店長に言い、新入社員でも残業したら残業代が出るように支店ルールを変えたのです。

長年続いてきた入社1年目はサービス残業という違法の支店ルールは、私の代で終焉を迎えました。

次の年の後輩もその次の後輩も1年目から残業代がちゃんと出る、普通の支店になったのです。

その他にも休日の花火大会の場所取りは、1年生が一番良い場所を確保するなど、私達の代で色んな悪風習を改善していきました。

カワイイ支店長は、他の社員に言いふらします。

先輩からは「お前、残業代出ても定時で帰るから意味ないやん!」と正論で論破されました。

一方で後輩達からは、とても感謝されました。

その度に私は・・・

「今までマイナスだったのがゼロ(他支店と同じ)に戻っただけ」

そう感じて言い続けました。

話が長くなりましたが結論です。

入社1年目は、残業代が出ないという労基違反の支店ルールを適応しているのは、あくまでも現場判断であるという点です。

東証1部に上場している大企業としては、数百店舗ある1つの支店の新入社員の残業代の数万円の人件費は、ハッキリ言って小銭です。

万が一残業代無しで働かされている事がニュースで問題になった場合のリスクの方が大企業にとっては、マイナスが大きいのです。

しかし現場(支店)で働く支店長は、そのような経営に関するビジネスの知識はありません。

有能な本社が決めた経営指針は、残念ながら現場監督には届かないのです。

もしこのメルマガをお読みの方が大企業で本社から支店に指示を出す方の場合、あなたの指示は、現場監督(支店長)に届きません。

現場監督は、勝手に独自のやり方をします。

現場監督は、独自の考えで支店ルールを作り現場で働く社員を混乱させている可能性がある。

これを覚えておくと良いでしょう。

巨大組織になるほど難しいです。

また現場で働いている方は、本社からの指示を現場監督が無視して勝手に間違った行動をしている可能性がある事を理解しておきましょう。

現場の間違いや指摘を現場監督に言うとあなたの立場が私のように悪くなるかもしれません。

本社と現場のサヤを感じた場合には、本社宛に匿名で伝えた方が良いかもしれません。

優秀な本社側も勝手に間違った事をする現場監督に困っていたり、どこの支店が指示に従わずに勝手な事をしているのか?

数が多すぎて把握していないケースもあります。

以上、証券会社の裏側をお届けしました。

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