株式会社サヤトレの増田です。
今週は、年代別老後資金の作り方をテーマに毎日お届けしてまいります。
20代、30代、40代~50代、60代、70代
上記の年代で区分してお金の作り方や向き合い方についてお届けしていきます。
この記事をお読みの方は、自分の年齢と照らし合わせて老後や人生計画にヒントにしていただければ幸いです。
本日は、60代をお届けします。
【参考記事】
20代でお金について「学び」
30代で「行動」に移して
40代~50代で「結果」を出す。
老後資金を貯めるために上記が理想モデルです。
そして60代になった際に重要な事は「お金の計算」です。
60代は、定年を迎えているか、そうではないかで大きく異なります。
これまで日本社会では、60歳で仕事を辞めて定年退職する事が一般的でした。
しかし2004年の高年齢者雇用安定法の改正をきっかけに現在の会社員の定年は、65歳が一般的になりつつあります。
大企業の場合では、60歳で一区切りして部署転換や子会社などで働くケースも多いです。
多くのケースでは60歳を一区切りで大きく収入は落ちますが労働者としては、60歳以降も働ける環境があるのは、嬉しい事でしょう。
私個人の考えですが働く意欲がある方は、年齢に関係なく働くのが良いと考えています。
私は、働く事が好きなので一生働きます。
また昨日の記事でもお伝えしましたが一般的な収入のピークは、40~50代です。
60歳になったときに引退しても老後安心して暮らせるだけのお金を貯められている事が一番の理想です。
そうすれば働いてもいいですし定年してゆっくりするのも自分の望む選択肢から好きな方を選ぶ事が可能です。
よって60歳でまず行うべき重要な事は「お金の計算」です。
今、自分はいくらの貯蓄・金融資産を持っているのか?
正確に計算して把握してください。
そして残り人生でどれだけお金が必要であるかも計算して使い方も考えていく必要があります。
今60代の方は、最低でも90歳は生きます。
年々寿命は伸びているので100歳まで長生きする事を想定しておくといいでしょう。
また日本の多くの家庭では、男性が働き、女性が家事、そして家計の財布は、女性が握っているケースが多いです。
よって60代の旦那は、自分の家計のお金や金融資産を全く把握していない方も多いです。
お金の管理は、奥様に任せきりになっていて毎月いくら家計でお金を使っているか貯まっているかお気楽な旦那は、把握していない家庭が沢山あります。
しっかり者と奥様がちゃんと貯めていればいいですが自分の家計ひっくるめていくらお金があるのか?
定年したら貰える退職金や年金。
そして老後に必要な資金はいくらか?
この計算をしっかりと行いましょう。
計算した結果、お金が足りない場合には、早急に対策をしなければ、なりません。
月々の支出を減らす事は、もちろんです。
仕事を見つけて収入を増やす労働や資産運用をしていなかった場合には、投資も必須になる事でしょう。
60歳の方は、残りの人生30年~40年あります。
長期的な資産運用は、行った方がいいでしょう。
今いくらお金があって、今後いくら必要なのか?
60代は、計算と使い方をしっかり考えましょう。
もし60代でお金が余っている方は、積極的に資産運用にお金を回してください。
安全性の高い長期的な投資とボケ防止含めた短期的に利益を狙う資金。
2つを分けて管理して資産運用を楽しんでください。
仮に60歳から投資をスタートしても平均的に20年以上も運用する事が可能です。
20年以上正しく長期投資すれば、かなりお金を増やす事が出来る事でしょう。
投資収益から出るお金によって日々の生活が少しグレードアップします。
資産運用の利益があれば、孫にお小遣いをあげたり、家族で外食や旅行もプレゼント出来ます。
60歳でお金持ちの方は、これまでの努力の結果です。
積極的にお金を使い悠々自適に暮らしていただきぜひとも日本経済を回す消費に貢献して欲しいです。
60代で大切なことは、自分の金融資産、退職金や年金など貰えるお金を計算する事です。
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