投資で損している時に考えるべき事

株式会社サヤトレの増田です。

本日「投資の損失」をテーマにお届けします。

投資家が評価損を抱えている時にどのような行動を取るべきか?

ご参考になれば幸いです。

まず投資の基本ですが、仕掛ける前に決済の出口を予め決めておく事が重要です。

■〇%儲かったら決済

■〇%損したら決済

■1年間保有したら決済

上記のように投資する前の段階で決済のルールを決めておくとその銘柄が大きく変動した際にあれこれ考える必要はありません。

考えなくてもいいので継続も楽です。

しかし多くの場合、仕掛けてから評価損や評価益に一喜一憂してニュースを観て考えを変更する人も多いのではないでしょうか?

実際、日々新しい情報が追加されて株価は、上下しているのでそれからの情報を総合して決済の判断が出来るのが理想です。

基本、予め決めた決済のルールで決済する事がおススメですが、何かしらの原因があって決済しなかった。

決済が出来なかった場合には、どうすれば、良いか?

1つ参考になる考え方をお伝えします。

それは今その株を追加で買いたいと思うか?

シンプルですがこれだけです。

多くの個人投資家は、右肩上がりに上昇を続けている好調な銘柄に投資したくなりがちです。

しかしその銘柄がある日を境に下落基調になると一気に投資家の心理は、冷え込んで逆転します。

その株に魅力を全く感じなくなってしまうのです。

しかし買った値段を下回っている評価損では、損切りになってしまうので悔しくて売れない人も多くいます。

このような心理状況になるとその銘柄が上昇するような良いニュースを探すなど偏った都合の良い情報を探して迷走します。

そんな混迷状況になった時には、次の事を思い出してください。

今の価格で、この銘柄を買いたいか?

上記の質問に正直に回答してYESの場合評価損状態でも持ち続けてもいいでしょう。

しかしNOの場合・・・
決済してしまいましょう!

今の価格や状況でいらない株を持つ意味はありません。

購入時は、もっと高い価格で欲しかったと思い買ったと思います。

しかし相場は、時間の経過で状況は変わります。

買った時の過去は、忘れて今の現在を重要視してください。

今、いらないと判断したのであれば、損切りして決済するべきです。

投資の間違いは、過去ではなく損をしている状況でその銘柄に魅力を感じていないにも関わらず手放さずに損切りしない現在です。

高値掴みしたとしても、トレンドが変わりすぐに損切れば、大きなダメージはありません。

惰性や甘えで損切りをしない事が投資における一番のミスではないでしょうか?

現在、投資していて評価損を抱えている方は、「今の価格で、この銘柄を買いたいか?」

自分の心に問いかけてみてください。

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