コロナショックの2番底とリーマンショックを比較

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「コロナショックの二番底」をテーマにお届けします。

今、株式投資をやっている人にとって一番気になるテーマが2番底懸念だと思います。

本日の日経平均株価は、22000円を突破しました。

2020/03/16コロナショックの16,358円底値から一気に上昇して復活しています。

実体経済は、悪くなっている中でも強気に上昇し続ける世界中の株価。

世界中で大量発行されている紙のお金の価値が下がり、ゴールドや株式などに流れている事を感じます。

そんな強気相場の中で2番底が来るか来ないか?

皆様、心配されていると思いますが結論として、2番底は来るでしょう。

これは当たり前の話で、株価も為替も一方的に推移する事は無いからです。

重要なのは、この2番底が1番底の日経平均株価16,358円を下回るのか?

ここがとても重要なポイントです。

株価が上がるほどに底値を割る可能性は低くなります。

コロナショックの1番底からみて本日時点、日経平均は、+35%も上がっている状況です。

2番底が16,358円を下回るには、リーマンブラザースが倒産するようにアメリカの大手企業が倒産するような大きなインパクトが必要と言えるでしょう。

世界各国は、2008年のリーマンショックを意識して回避するような政策をとっています。

コロナウイルスとサブプライムローン問題は、似ている共通点が多いので、個人的にヒントにしています。

下記、サブプライムローンの時の日経平均株価推移です。

【サブプライム~リーマンショック】
①2007/06/18 サブプライムローン前の高値:18,297円
②2007/08/13 サブプライムローン1番底:15,262円(①高値から-16.59%)
③2007/10/09 サブプライムローンリバウンド高値1:17,488円
④2008/03/17 サブプライムローン2番底:11,691円(①高値から-36.10%)
⑤2008/06/02 サブプライムローンリバウンド高値2:14,601円
⑥2008/10/27 リーマンショック3番底:6,994円

底を打ってから2か月~3か月間は、リバウンドで株価が、数回上昇しています。

そして1年経ってリーマンショックが来るのです。

そういう意味では、今の株高も2020年~2021年の長期的なチャートで未来に振り返り確認すると一時的な上昇になる可能性も考えられます。

【コロナショック~2020/06/01】
①2020/01/14 コロナショック前の高値:24,115円

②2020/03/16 コロナショック1番底:16,358円(①高値から-32.17%)

③2020/06/01 1番底からリバウンド中:22,161円(②底値から+35.47%)

リーマンショックも今では、昔の話になったので当時の様子や投資家の空気間を知らない方も多い事でしょう。

サブプライムローン問題も一時的に株価が上がっている時は、市場全体的には、大丈夫だろうという楽観的な空気がありました。

私もその楽観から投資で損を出しています。

今回のコロナショックは、かなり慎重です。

私は自分の裁量判断を信じていないので上手く買いに乗れて利益が出ていますが相場の2番底は、数か月後にやってくる事をリーマンショックの損失で経験しています。

コロナショックの2番底が16,358円を守れるかは、私にとってとても重要なポイントに考えています。

コロナショックの2番底がどこになるのか?

その価格に注目してみてください。

以上、ご参考になれば幸いです。

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