株式会社サヤトレの増田です。
本日は「過去増田がお勧めしていた株式」をテーマにお届けします。
私は2011年まで大手の証券会社にて
個人の投資家向けに営業を行っておりました。
横浜の高級住宅街の小金持ちを中心に
新規開拓から金融商品の販売が仕事です。
それから7年ほど経過した今!
支店推奨銘柄やファイナンス銘柄以外で
私が個人的に分析して顧客にお勧めしていた
個別銘柄の長期推移を追ってみました。
退職時の2011年7月末を起点にして
日本株と外株をインデックス指数と
一緒にパフォーマンス比較しています。
日本株・アメリカ株・中国株
3銘柄ずつ推しを検証しています。
投資結果は下記の通りです。
2011年7月~2018年11月
【日本株】
■日経平均株価 +125.38%
(4901)富士フイルム +109.04%
(8031)三井物産 +31.07%
(9005)東京急行 +168.64%
【アメリカ株】
■ナスダック指数 +198.97%
Amazon +712.50%
Google +262.79%
QUALCOMM +17.06%
【中国株】
■上海総合指数 -1.63%
チャイナ・ライフ -36.23%
ピンアン・インシュランス +109.09%
チャイナ・レールウェイ +158.56%
(以上)
2011年当時思っていた考えとして日本株に
関しては、当時東日本大震災などもあり
日本経済に関しては、悲観的でした。
株価は低い位置にあるので長期的に
上がる可能性は高いと考えつつも
日経平均は最大2万円が良い所を思っていました。
しかし日本企業と言っても日本がお客ではなく
海外で稼いでいる大企業が年々増えています。
日本に本社はありますが、海外で稼げれば
日本企業は成長する余地はあるでしょう。
今は、下記のような考えを持っています。
■日本の大手企業=海外で稼ぐ会社は成長
■日本の株価=大企業が海外で稼げれば株価は上がる
■日本経済=大手企業が成長すれば数字だけよくなる
■日本の中小企業=日本人がお客の場合、徐々に衰退
■日本の個人=投資など何もしなければ衰退、格差は拡大する
次にアメリカ株については
当時から上がると予想していましたが
ここまで大きく上がるとは思っていませんでした。
これまでに何度かお伝えしておりますが
主要な株価指数の中でナスダック指数は
世界最強に強い指数であると私は考えています。
アメリカ株に投資初心者の方は
ナスダック指数への投資から始めてみてください。
(タイミング的に高いので暴落するかもしれませんが)
そして最後の中国株です。
チャイナ・ライフは生命保険会社
ピンアン・インシュランスは損害保険会社
チャイナ・レールウェイは、鉄道会社です。
当時は、中国はまだ新興国の印象が強く
国の人口が大変多いので所得が上がれば
保険に加入すると思い推奨していました。
当時は、中国の成長はまだまだ続くので
大幅に上がると予想していました。
しかしインデックス指数の上海総合を
確認すると騰落率はマイナスですね。
ハズレています。
選定した銘柄の2つは上がっているので
銘柄選定は悪くなかったと言えるでしょう。
本日、過去証券会社員時代に推奨していた
銘柄を振り返り感じた事はやっぱり未来の
株価予想は、中々分からないですね。
当時からAmazonは誰もが知っている
みんな利用している通販サイトでした。
まさか株価+712.50%なんて
全く想像もしていません。
今回株価推移を振り返った事で
今後の私の個別銘柄選定の役に立ちます。
投資結果を振り返る事は重要ですね。
長く投資をやっている方は過去に
自分が良いと思っていた銘柄を
振り返ってみてはいかがでしょうか?
資産運用の成績アップのヒントになれば幸いです。
【本日のマネー実践タスク】
■過去に良いと思った銘柄の
株価推移を確認してみましょう。
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