ヤフーとLINEの経営統合は、相性良し

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「ヤフーとLINE統合」をテーマにお届けします。

昨日、驚きのニュースが入ってきました。

ネット検索サービスのヤフーとメッセージアプリのラインが経営統合するというニュースです。

直近、ソフトバンクの孫社長の話題が多いですが本日も関連しています。

【参考記事】

ヤフーの話なのに何でソフトバンクが出てくるのか?

疑問に思う方もいるかもしれませんがヤフーの親会社は、ソフトバンクです。

ソフトバンクは、検索サイトのヤフー最近ですと通販のアスクルやZOZOなどもソフトバンクの子会社になっています。

投資家であれば、このあたりの株式会社制度における資本関係は、注目しておくといいと思います。

傘下の子会社と言ってもヤフーは、十分に大手企業です。

ヤフーの子会社も沢山あります。

それら全ての会社の頂点がソフトバンクグループなのです。

そしてそのソフトバンクグループの頂点が創業者である天才投資家&経営者の孫社長です。

今後ラインを自社のグループに取り入れてどのような構想を考えているのでしょうか?

この構想に関しては、先日私が理解出来ないとお伝えしたWeWorkへの投資とは、違い、ある程度予想する事が可能です。

私は、2社の経営統合に関して、会社の作り方は、どうかと思いますが2社の相性は、とても良いと感じました。

ソフトバンクは、ラインをグループに入れる事で国内でインターネットを使う全ての層を獲得してブッチギリの1位を目指しているのだと思います。

ヤフーとラインの事業では、似ている部分が多くあります。

■携帯通信:ワイモバイル・ラインモバイル

■スマホ決済:PayPay・Line Pay

■ニュース:ヤフーニュース・ラインニュース

などなど

2社は、競合している事業があります。

今後、これらのサービスが少しずつ一つに統合されていく事でしょう。

ヤフーは、比較的年齢層高めラインは、10代~20代と若年層

上記のように保有している顧客の年齢層が違うので経営統合する事によって、日本でネットを利用する1億人の全員を囲い込むのではないでしょうか?

ラインは、国内において最強のアプリです。

スマホ使っている人であれば、ほとんどにLINEは、入っています。

LINEは、メッセージや通話アプリとしては、最強なのですが過去収益は、スタンプだけで現在、様々な分野に手を広げている途中です。

売上を作るためにLINEは頑張っていたのです。

直近1年でLINEの上部に広告が入るようになりましたよね。

ユーザーとしては、邪魔に感じませんか?

LINEは、頑張っているのです。

そんな中で既にサービスを大量に保有しているソフトバンクと組む事でLINEは、新しく自社でサービスを立ち上げる必要が無くなります。

ソフトバンクやヤフーが保有している様々なサービスとLINEを連携させてLINEからそれらのサービスに流せます。

LINEからZOZOで服が買える。

そしていらなくなったらヤフオクで出品。

上記のような事も将来的に出来るかもしれません。

コンテンツを保有しているソフトバンク、日本一使われているSNSのLINE。

2社が統合する事で世界企業と戦える戦力をつけようとしているのだと思います。

私達日本人の多くは、基本的にアメリカが作ったパソコンとITツールを利用しています。

スマホは、AppleとGoogle
パソコンは、Microsoft
SNSは、Facebook・インスタ・ツイッター
動画は、Youtube、Amazon、ネットフリックス
通販は、Amazon

その一方で、アメリカ人や海外の人は、日本のITサービスを利用していません。

ヤフーとLINEが経営統合する事で、グルーバル企業と戦える戦力になるかもしれません。

今後もソフトバンクグループの動きには、注目してみてください。

投資家として未来を読む力が養われる事でしょう。

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