株価は、景気を表していない

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「株価と景気」をテーマにお届けします。

これまで一般的に日経平均などの株価指数は、景気の先行指標として使われる機会が多くありました。

株価が上がると景気が良い

株価が下がると景気が悪い

上記のようなイメージで使っていた方も多いでしょう。

景気は、企業の業績と連動するので企業の業績を表す株価は、景気の良し悪しを判断する事が出来ました。

しかしここ5年で私は、日本の株価は、世間の景気とほとんど関係が無い数字と考えるように変わりました。

株価が上がり続けても景気は、悪くなり続ける。

そんな状況も普通にあると考えています。

もし仮に国を運営している偉い人が「株価が上がっているから景気は良くなっている」

そんな事を述べていたら嘘をついているかもしくは、経済無知かのどちらかでしょう。

株価と景気があまり関係なくなった仕組みを解説すると理由は簡単で・・・

株価は、株を買う人がいれば、価格が上がる。

上記のようなルールになっているからです。

景気が悪くても企業業績が悪くても高齢化で働く人が誰もいなくなっても株価を買う人がいる限り、株価は上がります。

株を買うためには、現金が必要です。

しかしその現金は、元々は、紙切れを印刷しているだけのものです。

紙(一万円)を印刷できる日銀であれば、いくらでも紙幣を発行出来るのでそのお金で株を買う事が出来ます。

ここ数年間継続してお金を印刷できる日銀は、毎年6兆円のペースで日本の株が下落すると買い支えし続けて株を買っているのです。

株式投資で株を買っている方は、下がらない株価に喜んでいるでしょう。

株式投資をしていない方に恩恵はありません。

日本株は、買う人がいる限り下落する事はありません。

日本企業の業績や国民の所得や景気なんて関係なく日銀がお金を刷って株を買い支えれば、株価は上がるのです。

お金を印刷できる日銀が日本企業の株式を買い最大の株主になるのは、2020年と予測されています。

お金は、紙なので無限に印刷出来ますが株式は、お金とは異なり発行上限があります。

流通している株式を日銀が全て買う事は出来ません。

限界があるのです。

日銀がどこまで買い続けるのか誰も分かりませんがお金を刷れる日銀が買い支え続ける限り、日本株は、底堅く推移する可能性が高いと言えるでしょう。

しかし株式を買い続けて全て買う事は、不可能なのでどこかのタイミングで限界が来ます。

日銀が株を買わなくなったタイミングは、日本の株式市場にとって大きな転換点になるでしょう。

そして日銀が保有している株を売却したとしたら・・・

そのタイミングで外国人投資家が一緒に売ってきたら・・・

現在の株式市場は、お金を持っている人が投資をしてリスクをとっている自由な市場ではなく日銀や政府が下支えしているいびつな状況にあります。

私は、崩壊する時は、一気に暴落すると読んでいてその時を楽しみに待っています。

暴落待ち状態から2年ほど経過していますがお金を刷れる日銀が買い支え続ける限り日本株は、堅調に上昇し続けています。

株式投資で買い保有している個人投資家の方は、儲かって喜んでいると思いますが、現在の上昇相場は、自由市場で上がっているのではなく日銀によって買い支えられて上がっている事を意識しておいた方がいいかもしれません。

株式投資をされている方の資産運用のヒントになれば幸いです。


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