株式会社サヤトレの増田です。
本日は「広告収益とダイレクト課金」をテーマにお届けします。
ビジネスや経営に関する話です。
株式投資家であれば、このビジネスモデルの違いを正しく理解して企業に投資すると良いでしょう。
ビジネスには、色々なパターンの売上の作り方(ビジネスモデル)があります。
■お客から直接お金を頂戴する(ダイレクト課金・直接課金)
■他社企業(スポンサー)の商品や活動を宣伝する(広告収益)
もっと沢山のパターンがありますが、本日は上記2つの事例を比較して解説します。
本日の私の結論としては・・・
「他社企業を紹介して広告収益を得るビジネスは、損益分岐点を超えて支持されたダイレクト課金に勝てない!」
従来のビジネスモデルと未来の変化について覚えておくと良いでしょう。
分かりやすい実例としては、企業から受け取る広告収入「テレビ番組」とユーザーからの直接課金する「ネットフリックス動画」です。
これから先テレビ番組がネットフリックスのコンテンツに勝つ事は、厳しいと私は考えています。
その最大の理由がテレビ「CM」です。
テレビ番組の中には、とても面白いコンテンツもあります。
しかしテレビを観る側の視聴者からするとイキナリ途中で入ってくるCMが邪魔なのです。
感動する映画を観ていても15分ごとにスポンサーのCMが流れて邪魔してきます。
忙しい私達の貴重な限られた時間を奪ってくるのです。
テレビ番組の制作費用は、CMのスポンサー企業から得ているので途中のCMは必要です。
テレビは、CM無し番組を作れません。
そして番組の構成もお金をもらっているスポンサー企業に忖度した内容になります。
そうすると番組の内容もマス向けになり面白くなくなります。
その一方でユーザーから直接課金するネットフリックスにスポンサー企業はありません。
お客は、全世界で毎月課金してくれる数億人の個人です。
企業の商品を紹介する事も配慮する事もなく非常に尖ったコンテンツを作る事も可能です。
テレビでは、飲料メーカーがスポンサーなのでアルコールにおける人体への害と中毒性や依存症患者を特集した番組は作れません。
しかしネットフリックスならば、アルコールでも大麻でもサイコパスでも関係なく特集した番組を作る事が出来るのです。
ダイレクト課金なので地上波だと絶対に流せないような番組を作り大衆受けはしませんが、少数の熱狂的なファンに受けるコンテンツを作る事出来ます。
大衆の視聴率や視聴回数を無視したコンテンツを作れるまでに直接課金で成長したネットフリックスのようなサービスは、非常に強いです。
私がよく紹介する有料動画サービスでテレ東BIZというのがあります。
月額で経済ニュースをネットで観る事が出来るのです。
邪魔なCMも無く、倍速視聴出来て最高です。
無料で邪魔なCMが入ったテレビは観ずに有料でお金を払うので邪魔(CM)を無くして欲しい。
私のような忙し人間は、今後増えていく事でしょう。
ここから先は、エグイ内容になるので有料メルマガ「サヤトレ通信プレミアム」に書きますが、これからの時代「CM=邪魔物」で「あえて邪魔をつける事で有料サービスに促す」というビジネスモデルは、続々登場してくる事でしょう。
途中でCMが挟まる事無い有料サービスのYouTubeプレミアムのビジネスモデルです。
わざと視聴の邪魔(CM)をして自社の有料サービスに促すイメージです。
お気づきかと思いますがサヤトレもこの方式です。
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危険なのでこれ以上は、辞めておきますがCM(広告収入)というビジネスモデルは、ダイレクト課金に勝てない時代になっていく。
私はそう考えて、投資や経営をしています。
皆様は、自分の時間を無駄にして興味の無いCMを観るか?
それともお金を支払ってCMを省くか?
一度、考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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