人流を抑えながら経済を回す方法 (ダイナミックプライシング)

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「ダイナミックプライシング」をテーマにお届けします。

新型コロナの感染者が増加する中でお盆休みで多くの人が帰省をしています。

国としては、人の移動を控えて欲しい考えですが人の移動で儲けている交通業界としては、収穫時です。

人流を抑えつつ、経済を回す方法としてとても有効な方法にダイナミックプライシングがあります。

聞いた事ある方も多いと思いますが、ダイナミックプライシングとは、時期や時間によって値段を変動させる仕組みです。

イメージしやすい事例は、ホテルの宿泊料金です。

同じ部屋に泊まっても平日や休日や年末年始などで人気によっては、宿泊料金は数倍変動します。

飛行機などもダイナミックプライシングですね。

その一方で新幹線や電車などは、常に一定の料金です。

ダイナミックプライシングではありません。

オリンピックとパラリンピック期間、首都高が一律で定価から1000円上乗せで値上げをしているみたいです。

これもダイナミックプライシングの一つの事例ですね。

確認した訳ではありませんが1000円の値上げで首都高を走る車の数は、減った事でしょう。

しかし通常の2倍近い値上げなので車の数が半分になっても売上は、ある程度確保出来ていると思います。

むしろ通常よりも儲かっているかもしれません。

GWや年末年始に高い値段を支払って旅行に行く人がいるように、利用したい人は、多少高い値段を支払ってでも利用するのです。

値段を上げる事は、人の数を減らす効果があり値段を変動させる事で、人の流れをコントロール可能です。

ダイナミックプライシングを上手く使えば、人流を抑えながら、経済を回す仕組みを作るヒントになるかもしれません。

民間企業の経営判断次第な部分も大きいですがダイナミックプライシングを受け入れる人が多くなるほど、導入の流れは加速していきます。

人混みや密を作らずに経済を回す。

私は、ダイナミックプライシングは、とても良い経済の仕組みだと思いますが皆様は、どうお考えでしょうか?

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