株主優待を購入する際の注意点

株式会社サヤトレの増田です。

本日は、9月の権利付き最終日
(=権利確定日の3営業日前)です。

多くの企業は、3月と9月が決算なので
本日、株式を買って持ち越した方は、
株主優待と配当金を受け取る事が出来ます。

読者様は株式を購入しましたか?

過去私は、証券会社で投資家のお客様に
株式販売の営業を行っておりました。

内部にいた者からすれば、
本日は非常に株の営業は行いやすいです。

証券会社員は、投信の成績を捨てて
15時まで全力で株の販売をしていたと思います。

例えばですが・・・

「○○様、本日オリエンタルランドの株を買えば
株主優待でディズニーランドの無料券もらえます。

ディズニーランド行けるのは、お孫様も喜ぶと思いますよ。
そしてディズニーランドの業績は非常に好調です!
今日、買いましょう!」

高確率で約定します。

その他・・・

「○○様、既に東急電鉄株を保有しておりますが
追加で△△株購入していただければ・・・
東急の乗り放題券にグレードアップしますよ~!」

東急電鉄乗り放題優待は
24000株(約1800万円)です。

「そんなに金あるか!」とお客様は言いつつも
優待数が上がる区切りで株数を落としながら
資産株として提案すれば高確率で約定します。

私が販売していた時期からすると
東急の株価は約2倍になっています。
(引き継いだ営業に売らされてなければ・・・)

上記のように証券会社の営業は、
権利付き最終日は投資家に
株式の販売を勧めやすいのです。

しかし!!

ここで投資リテラシーの高い方であれば
分かると思いますが権利付き最終日に
株式を買う事は、心理的に得するような気がするだけで
実際は、別にお得にはなりません。

配当金が5%&株主優待(利回り換算2%)出る
高配当銘柄を本日購入して1日持ち越すだけで
7%の利益が出る・・・?

1日買っただけでそんな美味しい話はありません。

しっかりと明日の寄り付きで7%株価は下落します。

「配当落ち・権利落ち」という現象です。

【参考記事】

権利付き最終日に株を買うと
得すると思っている方は結構沢山します。

確かに配当金はもらえますが
翌日には同額分株価は、下落するので
実質ほとんど意味ないとお考えください。

しかし世の中、全てが効率的(合理的)に
動いているわけではありません。

株式市場でも同様です。

本日のように合理的でない行動を行う方が
存在する事によって新しいサヤが発生します。

簡単に思いつく方法としては・・・
権利付き最終日の前日に仕掛けて
権利付き最終日の引けに売却して
値上がり益を狙うなんてどうでしょうか?

高確率で勝てそうな気がしますね!

他にも色々と法則性はあります。

読者様もアンテナ高く張り
意識を向けて探してみてください。


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