正論を言うと損する人とは

株式会社サヤトレの増田です。

先日、会社員の友人から
次のような悩み相談を受けました。

「会社内での人間関係が上手くいってない」

会社や組織に所属していると同様の
悩みを持った方は多いのではないでしょうか?

世の中色んな悩みがありますが突き詰めた所
悩みの中に人間が関係しているケースがほとんどです。

「悩み=人間関係」と言っても過言ではありません。

友人は営業職です。

友達補正の情報も多いと思いますが話しを聞くかぎり
友人の方が論理的に正しく業務としては効率的と感じました。

友人は、自分の思った事や意見を
ストレートに言うタイプの人間です。

その結果として仕事は出来ても評価はされず
人間関係が上手くいっていないという状況です。

私は、会社員経験よりも起業してからの期間の方が
長くなってしまいましたが、自分が会社員であれば
どうするかという立場で考えて意見を述べました。

自分なら辞めるとは言えないですので・・・
会社にいるかぎり「正論は言うな!」という提案をしました。

正論を述べる事によって立場が悪くなり
自分が損する可能性の方が高い
ハイリスクローリターンな行為であるからです。

これは会社員か経営陣か起業家か投資家などの
立場や状況によっては全く異なります。

起業家・経営者・投資家の場合は、
自分の意見を言わない方がリスクになります。

しかし会社員の場合は、大人しくしていた方が
たいてい得するケースの方が多いかと思います。

会社員の場合は、正論や自分の考えを直に伝えると
残念ですが正論を言った者が損するケースは多くあります。

自分の意見や考えで業務が出来るようになるには
ある程度出世してからじゃないと出来ません。

  • 「勝手に正論を言わない」
  • 「文句はもちろん言わない」
  • 「意見を相手から聞かれた時に述べる」

半沢直樹みたいになれればカッコいいですが
かなり難しいのが現実だと私は考えています。

現実社会では人間関係が悪くなり人事評価は下げられ
社内での立ち居地が悪化する可能性が高いです。

もし正論や意見を言う場合には、相手の見極めが大切です。

持論ですが中途半端に偉い人にほど
意見を物申さない事をお勧めします。

しかし本当に実力のある偉い人には、
自分の意見を物申すほどに認めてくれます。

正しい日本語の使い方に非常にうるさい社長が
よく「社長さん」という間違った言葉を使っています。

はるか年下の私が指摘して教えていいものか?

結構迷いますが、相手次第です。

相手の能力や立場によって自身の意見や
伝え方を変える事も時には必要ではないか?
と提案してみた次第です。

世の中には色んな悩みがありますが
ありがたい事に日本は資本主義社会です。

1ヶ月なのか?1年なのか?一生分なのか?

保有しているお金によって変わりますが
ある程度まとまったお金を保有していると
これらの多くの悩みを解決することが出来ます。

仮に社内の人間関係で悩んでいる方でも
毎月会社の給料と同じ分の副業収入があれば
周りの言葉は赤ちゃんの喚き程度にしか聞こえなくなる事でしょう

好きで仕事しているけど嫌になったら
いつでも辞められるという状況が会社員の理想ですね。

自分の乗っている船が大きかったとしても
数年後には沈没することは多くあります。

会社員でも何もしない事がリスクであるという
認識を持つ事も必要な時代ではないでしょうか?

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編集後記
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昨日シャープの記事を書きましたが
その後、シャープが鴻海に隠し事(3500億円の債務)を
していたらしく出資について延期している事が発覚しました。

【参考記事】

日経新聞からのソースはなく
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの記事です。

シャープや東芝など日本を代表する会社が
世界で悪い意味で話題になる事は残念です。

シャープの株主は経営陣に対して
もう少し正論で物申すべきでしょう。

誰が悪いのかは完全に分かっています。

長年勤めてきた社員をリストラして
「膿(社員)を出し切った」と述べ
自分達は最後に沢山の退職金もらって辞めると思います。

株式を保有している投資家は
正論で経営陣を問い詰めるべきです。

シャープ株は下がると判断して空売りしている
投資家の方は正しいご判断おめでとうございます。

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