株式会社サヤトレの増田です。
先日、経済番組内で2016年の日経平均予想を
各証券会社が見直し引き下げした事が特集されていました。
2015年の年末に予想した2016年の予想から2ヶ月も経たず
下記3社とも大きく見通し株価を引き下げています。
【各証券会社の見通し引き下げ】
■野村證券
若生寿一氏
23,000円 → 20,000円
■SMBC日興証券
太田千尋氏
22,000円 → 20,500円
■大和証券
細井秀司氏
21,240円 → 17,780円
本日は、証券会社が行う日経平均株価の予想について
個人投資家が知っておくべきポイントをお届けします。
私は、過去証券会社に勤めて証券各社のアナリストが予想する
日経平均株価の予想や個別株のレーティングなどに注目しておりました。
その結果として私が辿りついた結論は・・・
証券会社のアナリストが行う株価予想は
全くと言っていいほど当たらないという事です。
【参考記事】
もちろん当たる事もありますが、株価の予想は
ジャンケンと一緒でランダム的に当たる事もあります。
私は、アナリスト達の相場予想に
優位性があるとは全く思えませんでした。
むしろ個人投資家にとっては不利になるくらいに
感じたのが個人としての正直な感想です。
現在、私は、大手証券会社の株価の予想も
相場見通しも全く関心がなく情報を仕入れておりません。
証券会社で投資の見通しを行うアナリストの方は
その証券会社の中でも頭が良くて優秀な社員達です。
しかしそんな証券会社内にいる優秀な方でも
相場の見通しを当てる事は非常に難しいのです。
最近、著名なアナリストで当日の株価予想が
大きく外れた事に対してネットで無能と叩かれていました。
相場の予想が外れる=無能アナリスト
上記のように考える事は間違いです。
無能だから相場予想が外れるのではなく
「優秀な人でも分からないのが相場予想」なのです!
誰にも分からない予想を多くの個人が質問してくるので
証券会社の優秀な社員が予想してレートを提示しています。
予想を提示したアナリストは、自分の予想に対して
責任を持つ事は必要だと思いますが、予想が外れても
それは当然の結果で仕方がない事なのです。
予測出来ない事を、ニーズがあるので提示している事を
個人投資家も正しく認識する事が必要ではないでしょうか?
私の友人が投信会社でアナリストを行っておりますが
「相場予想が出来たらサラリーマンなんか辞めている」
上記のように言っています。
【参考記事】
相場を予想する事は本当に難しい事なので
アナリストの予想は参考程度にして盲信しない事をお勧めします。
投資は、相場の変動や上下を予想が当たらなくても
投資で勝つ方法は、沢山あります。
サヤ取り投資や両建て売買はその代表の一つです。
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