株式会社サヤトレの増田です。
本日は「仕事の責任と働くリスク」をテーマにお届けします。
昨日のメルマガにて新型コロナウイルスに関する記事を書きました。
【参考記事】
中国から世界的にウイルスは、広まっている状況にありますがそんな中で私は、仕事への責任とリスクについて考えました。
分かりやすく率直に言うと、あなたは、新型ウイルスに感染する可能性が高い職場に勤めていた場合に、働くかどうか?
上記のような問いです。
一番分かりやすい例としては病院です。
今、中国の病院では、医者や看護師は、ウイルスへの感染リスクが高い中で病人を治すために命をかけて治療を続けています。
実際に、中国では医者の先生がウイルスに感染して亡くなっているみたいです。
自分も死ぬリスクがある中で新型ウイルスの患者を現場で治そうとしている医者に対して私は、心から凄いと尊敬します。
「ウイルスに感染したくないので仕事は、休みます」
そんな医者や看護師がいても私は、全く不思議には思いません。
仮に私の家族が医療関係者だった場合には、仕事を休んで欲しいと思う事でしょう。
病院以外にも、新型ウイルスに感染するリスクが高い職業は、他にもあります。
■中国観光客を乗せるバスの運転手(実際に感染)
■中国観光客を乗せるバスガイド(実際に感染)
■武漢から帰国した日本人を受け入れる病院施設
■武漢から帰国した日本人を受け入れるホテル
などなど
あなたは、自分の働く職場からウイルスに感染リスクがある仕事を対応して欲しいと上司に頼まれました。
あなたは、仕事を引き受けますか?
それとも断りますか?
内心、断りたいけど、断れないですか?
自分が選んだ職業なのでその職業に対する責任感や立場などは、人それぞれ違います。
また会社の方針によっても異なるでしょう。
IT企業の (9449) GMOインターネットは、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、すべての従業員の安全確保を目的に、2週間をめどに在宅勤務をいち早く決定しています。
私は、社員思いの会社だと感じました。
過去、私は、2011年3月11日に会社員の時は、自分の思うような働き方が出来ませんでした。
東日本大震災で日本中が混乱している中で3月という期末と重なり、会社業務は忙しく手数料収益を稼ぐ営業強化期間中だったのです。
当時、放射線量が高くなっているなど情報もあり私は、東京の外が安全かどうかも分からないので正直、会社に出社したくありませんでした。
またこの混乱している状況にお客に電話して手数料稼ぎをする事も嫌だったのです。
結局私は、純粋にお客の安否確認の電話と公募増資で販売していた東京電力株の状況説明だけ行うに徹して過ごしていました。
組織から見た場合には、個人行動にチームプレーを乱していたかもしれません。
仕事において自分がやりたくない時にハッキリとその意思を伝えるためには、力と立場を持っている必要があると実感しました。
あなたは、自分の仕事においてどれだけのリスクを取る事が出来るか?
考えた事はありますか?
病院で患者を助けるために治療を行う方は、とてもカッコよく尊敬しますが、その一方で感染したくないので家に帰りたいのに帰らせてもらえず泣き叫んでいる看護師の女性の気持ちも分かります。
価値観は、人それぞれです。
どちらが正解もありません。
仕事の責任とリスクに関して、自分なりの考えを持っておくことが重要であると私は、考えています。
その選択は、ある日突然訪れるからです。
あなたは、自分の仕事においてどれだけのリスクを取れるかについて一度考えてみてはいかがでしょうか?
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